住吉美紀:1月に再婚後イベントに初登場  

「3.11WALK」の記者発表会に登場した住吉美紀さん
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「3.11WALK」の記者発表会に登場した住吉美紀さん

 1月に一般男性との再婚を発表した元NHKアナウンサーの住吉美紀さんが16日、東京都内で行われた「3.11WALK」記者発表会に出席。結婚後初のイベントとなった住吉さんは、2011年3月に発生した東日本大震災について、震災当日のエピソードや防災意識に関するトークショーを行った。

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 「3.11WALK」は、東日本大震災の発生から5年たった今年の3月11日に、通勤・通学先から歩いて帰ることで震災の記憶を風化させず、また防災や備蓄、広域避難場所を認識することなどを目的に行われるイベント。記者発表会にはアンバサダーの前園真聖さん、宮城県気仙沼市出身のマギー審司さんも出席した。

 震災当時は、NHKでアナウンサーをしていたという住吉さんは、「入社から5年は福島、仙台と東北地方に赴任しており、(NHKの)15年間の最後の仕事が、社会人としてのふるさとの地の安否確認を伝えるというのは、なんとも……」と振り返り、震災時に関しても「知らない人同士でも助け合うことができて、改めていい国と感じた。家族以外のつながりにも感謝している」とコメント。再婚後も、夫が岩手県出身であることから、「東北出身なので防災の意識がある」とし、意識をより強めた様子だった。

 復興支援についても、「お金を出したり、現地で何かを立て直すことだけがすべてではなく、(東北地方に)行って知る、関わる、話を聞いて共感をしてあげるということだけでも復興につながるのではないかと思う。一時的ではなく、細く長くやっていくことが大事」と話していた。

 また、東北地方にサッカー教室などで支援しているという前園さんは「震災から5年たったが、節電が習慣化した」と意識を高めており、月1回程度チャリティーイベントなどを開催し、支援を続けているマギーさんは、「震災を忘れないでほしい。現地は観光客が減ったと聞くので、おいしいものがたくさんある東北地方にぜひ足を運んでほしい」とメッセージを送っていた。

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