橋本環奈:ゆうばり映画祭に初参加 機関銃シーンは「快感でした」 

主演映画「セーラー服と機関銃-卒業-」の舞台あいさつに登場した橋本環奈さん
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主演映画「セーラー服と機関銃-卒業-」の舞台あいさつに登場した橋本環奈さん

 アイドルグループ「Rev.from DVL」の橋本環奈さんが27日、北海道夕張市内で開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」で行われた主演映画「セーラー服と機関銃-卒業-」(前田弘二監督、3月5日公開)の舞台あいさつに登場した。純白のドレス姿で現れた橋本さんは、夕張市を訪れるのは初といい、「出演作品がこうして権威ある映画祭に出品されるのも初めて。ゆうばりと映画祭、二つの初めてを大いに楽しんでまいりたいと思います」とにこやかにあいさつ。また、作中で、機関銃を撃ちまくる“名シーン”の撮影の感想を聞かれると、同シリーズの名セリフ“カ・イ・カ・ン”にちなんで「快感でした」と笑いながら明かし、場を沸かせた。

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 舞台あいさつには橋本さん、前田監督が出席。橋本さんは、舞台あいさつでは薬師丸ひろ子さん主演の前作についても触れ「私も撮影前に拝見させていただいたんですが、自分が生まれる前の作品と思えないぐらいスタイリッシュで、薬師丸さんが本当にかっこいいなと。『卒業』の方も、自分らしい星泉ということで、新しい作品として受け入れていただけたらと思います」とにっこり。今回のオファーを誰がもっとも喜んだかと聞かれると、「お父さんですかね。ちょうど同世代なんですよ薬師丸さんと。何回も映画館に見にいった作品だったので、まさか自分の娘が同じ役をするとは思ってなかったし。喜んでくれました」と語った。舞台あいさつには北海道以外から訪れたという観客もおり、会場には約500人が詰めかけた。

 「セーラー服と機関銃」は、シリーズ累計260万部を超える赤川次郎さんの小説を映画化した作品。高校2年の星泉が父の死をきっかけに、組員わずか4人のおんぼろやくざ「目高組」の組長を襲名する……というストーリー。これまで1981年に薬師丸さん主演で映画が公開されたほか、82年には原田知世さん、2006年には長澤まさみさんがドラマで主人公を演じた。「セーラー服と機関銃 -卒業-」は角川映画40周年記念作品として製作され、赤川さんの続編小説「セーラー服と機関銃・その後-卒業-」(角川文庫)が原作。橋本さんは同映画の主題歌「セーラー服と機関銃」でソロデビューも果たしている。

 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」は1990年から毎年、同市で開催されており、今年で26回目。今回の招待作品は、オープニング作品で夢枕獏さんの小説「神々の山嶺」をV6の岡田准一さんや阿部寛さんが出演し実写化した「エヴェレスト 神々の山嶺」(16年3月12日公開)、クロージング作品でレオナルド・ディカプリオさん主演の「レヴェナント:蘇えりし者」(アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督、4月22日公開)を上映。このほか橋本さん主演の「セーラー服と機関銃-卒業-」や「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」(ビル・コンドン監督、3月18日公開)、「アーロと少年」(ピーター・ソーン監督、3月12日公開)などの作品が上映される。また、薬師丸ひろ子さん主演の「セーラー服と機関銃」(相米慎二監督)も特別上映された。29日まで開催。 
 

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