星野源:「CDショップ大賞」初受賞に感激 「好きな音楽を堂々とやっていい時代がきた」

「第8回CDショップ大賞2016」の大賞に選ばれた星野源さん
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「第8回CDショップ大賞2016」の大賞に選ばれた星野源さん

 シンガー・ソングライターで俳優の星野源さんのアルバム「YELLOW DANCER」がCDショップ店員の投票で選ばれる「第8回CDショップ大賞2016」の大賞に選ばれ、9日、星野さんが東京都内で行われた授賞式に出席した。初の大賞となった星野さんは「このアルバムは、大好きな音楽を自分の思うように作りました。趣味のブラックミュージック、J-POPをまっすぐに表現しようと作った音楽に投票してくださって本当にうれしいです」と感激した様子で語った。

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 過去にも作品がノミネートされていた星野さんは「今回初めて大賞をいただきました。このまま大賞をいただけないんじゃないか、(レオナルド・)ディカプリオ状態になるんじゃないかと思ってたんですが、今年、(オスカーを獲得した)ディカプリオさんと同じ年に大賞をいただけて本当にうれしい」とユーモアたっぷりにあいさつ。「戦略とか計算とかではなく、好きな音楽を堂々とやっていい時代がきたんだなと思えることができました」と喜びを語った。

 また、準大賞は音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」の「ジパング」と、ロックバンド「WANIMA」の「Are You Coming?」が受賞。「水曜日のカンパネラ」の歌唱担当・コムアイさんは「こんなものがJ-POPに出ていいのかというような心持ちでレコーディングしてました」と明かしつつ、「これからも好き勝手やってくれということだと思うので、もう一段階踏み込んで楽しいことやっていけばいいのかなと思います」とあいさつ。「WANIMA」のKENTAさんは「純粋にうれしい。来年も(賞を)取れるように音楽でアクションしていきたい。音楽に正直に向き合って純粋にやっていきたい」と喜んだ。

 「CDショップ大賞」は全国のCDショップ店員の投票のみで選ばれる賞。2015年1~12月に発売された邦楽オリジナルアルバムを選考対象とし、全国のCDショップ店員による投票でノミネート作を選抜。全国のショップ店員782人による最終投票を経て入賞作となる上位8作品を選出する。過去の大賞作品は「シフォン主義/相対性理論」(09年)、「バトル アンド ロマンス/ももいろクローバーZ」(12年)、「BABYMETAL/BABYMETAL」(15年)など。今年は「Acid Black Cherry」、大原櫻子さん、「水曜日のカンパネラ」、3人組ポップバンド「cero」、3人組バンド「back number」、星野源さん、米津玄師さん、「WANIMA」などの作品がノミネートされていた。
 

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