萩尾望都:デビュー47年で初のマンガ原作担当

萩尾望都さんが初めて原作を担当するマンガ「天使かもしれない」のイラスト=集英社提供
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萩尾望都さんが初めて原作を担当するマンガ「天使かもしれない」のイラスト=集英社提供

 「ポーの一族」や「トーマの心臓」など多くの人気作を生みだしたマンガ家の萩尾望都さんが、デビュー47年で初のマンガ原作に挑むことが14日、明らかになった。4月15日発売の月刊マンガ誌「YOU」(集英社)5月号でスタートする。タイトルは「天使かもしれない」で、原作時の名義は「ハギオモト」となる。

ウナギノボリ

 3月15日発売の「YOU」4月号で発表され、内容は「ちょっぴりフシギなオムニバス・ファンタジー」とされている。作画は「甘美で残酷なグリム童話」の波多野裕さんが担当する。

 萩尾さんは、1969年に「ルルとミミ」でデビュー。「地球(テラ)へ…」の竹宮恵子さんらと共に、1970年代を中心に少女マンガに新しい作風を持ち込んで進化させた世代「24年組」として活躍したことでも知られている。2012年には紫綬褒章を受章した。

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