伊藤英明:自身の“イクメン”ぶり告白 「今すごく楽しい」

「第16回三池崇史監督presents 大人だけの空間 試写会イベント」に登場した伊藤英明さん
1 / 12
「第16回三池崇史監督presents 大人だけの空間 試写会イベント」に登場した伊藤英明さん

 俳優の伊藤英明さんが15日、東京都内で行われた主演映画「テラフォーマーズ」(三池崇史監督)の試写会イベントに三池監督らと登場した。昨年、第1子男児が誕生した伊藤さんは「生まれて4カ月なんですが、ずっとここ最近一緒にいたんですよ」と目を細め、普段の子育てについて「お風呂に入れたり、おむつを替えたり……」と告白。客席から「“イクメン”だね!」と声が飛ぶと、「イクメンというわけではないんですが、今すごくそれが楽しい」と語っていた。

ウナギノボリ

 イベントで司会を務めた三池監督から「父親になるってイメージしてなかったでしょ?」と聞かれると、「家庭を作る勇気がなかった。ただ、子育ては楽しい。なかなか子育てってできないじゃないですか。がっつり関わっても4、5年だし」と自身の考えを明かした。それを聞いた三池監督から「今しかできないから、それを一生懸命楽しむという、意外とリアルで冷静なところがある。なおかつ意外に繊細」と性格を分析されると、伊藤さんは「僕は繊細の塊。伊藤“繊細”ですから」と照れ隠しで冗談を飛ばした。

 さらに、三池監督から「なんでそういう性格になったのか?」と質問されると、「わからないですけど、やっぱり病気をしたせいかな」と告白。小学生のころ、大病をして「(学校には)半分くらい行っていなかった」といい、「腎臓が悪かったんで、常に安静にしなきゃいけなかったし、塩分とれないし、お菓子とかも食べたことなくて。結構、子供ながら抑制を強いられていて。元気になったらいろんなことしたいと思っていた。例えばスカイダイビングしたり、スキューバしたり、乗馬したり。だから向いているかなって、この仕事。いろんなことできるし」としみじみ語っていた。

 「テラフォーマーズ」は、貴家悠さん作、橘賢一さん画の大ヒットマンガが原作。西暦2599年の火星を舞台に、テラフォーマー(人型のゴキブリ)と昆虫の能力を持った人間たちが繰り広げる激しい戦いを描く。伊藤さんのほか、武井咲さん、山下智久さん、山田孝之さん、小栗旬さん、小池栄子さん、篠田麻里子さんらが出演。4月29日公開。

 この日のイベントは三池監督とゲストが台本なしのトークを繰り広げる恒例企画の第16弾で、「第16回三池崇史監督presents 大人だけの空間 試写会イベント」と題して行われ、伊藤さん、三池監督のほか、貴家さんも登場した。

写真を見る全 12 枚

映画 最新記事