女優の土屋太鳳さんが21日、在学中の日本女子体育大学(東京都世田谷区)で、自らが主演するWOWOWの連続ドラマ「連続ドラマW 東野圭吾 カッコウの卵は誰のもの」の完成披露舞台あいさつに登場した。在学中の大学でのイベントに土屋さんは「本当にすごい緊張してしまっていて……。先生方も見ていらっしゃると聞いているので、もう1回、入試を受けている気分です」と硬い表情で心境を告白。緊張を隠せない様子だったが、「大学で習ったことがお仕事の中でとか、取り組む姿勢の大きな根っこになっている。改めて感謝を実感しています」とほほ笑みながら感謝も語った。
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ドラマは東野さんの小説「カッコウの卵は誰のもの」(光文社文庫)が原作。遺伝子をテーマに親子の絆などを描くヒューマンサスペンス。親子2代でトップスキー選手を目指す娘の風美(土屋さん)にある日、トップアスリートのみが持つ遺伝子が発見され、研究者が元五輪選手の父・宏昌(伊原剛志さん)に遺伝子の調査を申し出るが、宏昌は拒絶。その背景には十数年前に起きた新生児誘拐事件と妻の死が関係していた……というストーリー。ドラマには本郷奏多さん、戸次重幸さん、真野恵里菜さん、高杉真宙さん、森永悠希さん、矢野聖人さんらも出演する。
舞台あいさつには土屋さん、本郷さん、戸次さん、耶雲哉治監督が出席。スキー検定2級の資格を持つ土屋さんは、アルペンスキーのシーンについて「本当に難しかったですね」と語りつつ、「でもニチジョ(日本女子体育大学)って、すてきなアルペン選手をたくさん輩出されているので」と大学をアピール。続けて「撮影中はすてきなコーチの方に出会うことができ、(スキーで)できることが増えたなと感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔で語った。
また、アスリートも登場するストーリーにちなんで、2020年の東京五輪までの目標を聞かれると、土屋さんは「2020年までに結婚したいと思っていましたが、ちょっと無理なのではないかと思い始めた」と明かし、「目標は英語を勉強すること」と宣言。「オリンピックには何かしら関わりたいなと思っているので。日本語だけだと海外の人とコミュニケーションをとることができないので、英語を勉強したいなと思っています」と力強く語った。
ドラマは、27日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライムで放送。全6話で第1話は無料放送される。
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