森山未來:荒木飛呂彦原作主演舞台の放送を前にコメント 「想像力と対話して」

森山未來さん主演舞台「死刑執行中脱獄進行中」のイメージビジュアル
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森山未來さん主演舞台「死刑執行中脱獄進行中」のイメージビジュアル

 俳優の森山未來さんが主演し、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズで知られるマンガ家の荒木飛呂彦さんの短編集(集英社)を舞台化した「死刑執行中脱獄進行中」が、26日午後11時半からWOWOWで放送される。森山さんは「とにかく感覚に働きかける作品ではあると思うので、自分の想像力と対話しながら作品を見てもらえたらと思います。よろしければ楽しんでください」とコメントしている。

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 「死刑執行中脱獄進行中」は、荒木さんが“31Pの恐怖短編”という依頼を受けて描いた作品。物語は、死刑宣告を受け、監獄に収容された男(森山さん)の命を狙って、監獄内に置いてあった家具や調度品などが動き出す……という内容。森山さんのほか初音映莉子さん、いいむろなおきさんも出演。構成、演出、振り付けは、身体表現やパフォーマンスを軸とした演出をする「冨士山アネット」の長谷川寧さんが担当した。

 森山さんは舞台の見所について「荒木さん自身も短編集のあとがきでおっしゃってますが、いわゆるサスペンス要素というものを短編の中でどれだけギュッと凝縮させられるか、みたいなイメージから始まっている原作だと思うので、ストーリーとして見せるには非常に難しい。それよりもこの刑務所・牢獄の中でどういうふうに男が罠にはまっていくのか、処刑されようとしていくのか、そのギミックやトリック。その状況をどう表現していくのか」と語った。WOWOWでは、11月26日に「天王洲 銀河劇場」(東京都品川区)で公演された舞台を放送する。

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