バットマンvsスーパーマン:NYプレミアにキャスト集結 日本人女優TAOやウィル・スミスも 1500人が熱狂

「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」のニューヨークプレミアの様子 (C)Mayumi Nashida
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「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」のニューヨークプレミアの様子 (C)Mayumi Nashida

 米国DCコミックスの2大人気ヒーローのスーパーマンバットマンが共演する映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」(ザック・スナイダー監督)のニューヨークプレミアが20日夜(現地時間)、開催された。バットマン役のベン・アフレックさん、スーパーマン役のヘンリー・カビルさん、同作に出演した唯一の日本人女優TAO(タオ)さんらキャストが集結したほか、スナイダー監督も登場。また、日本で9月に公開予定のスーパーヒーロー映画「スーサイド・スクワッド」で主演するウィル・スミスさんがサプライズで登場し、約1500人が熱狂した。

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 アフレックさんは、バットマン役へのプレッシャーについて「いや、むしろプレッシャーは無いんだ。なぜならば、この映画の完成を見て、その出来栄えに大満足できたからね。もちろん、役が決まった当初はクリスチャン・ベール、クリストファー・ノーラン、ティム・バートン、ジョージ・クルーニーなど、この映画を盛り上げてきた数々の監督と俳優たちの存在が大きなプレッシャーだった。でもこのカーペットにいる、スナイダー監督と仲間たちのおかげで、本当に素晴らしい映画にできたと思っている」とコメント。また、役作りで大変だったポイントについて「身体面。セリフだけでなく体もバットマンに仕上げなければいけなかったからね。毎日2時間のワークアウトをして撮影に臨んだのは初めてだったよ」と苦労を語った。

 カビルさんは、「(同作に)バットマンが出てくると聞いた時、とてもワクワクしたことを覚えているよ。スーパーマンとバットマンが共演することで、膨大な面白いストーリーの宝庫である、DCユニバースに物語が広がっていくことになるんだ。本当に心躍らされたよ」と話した。

 またTAOさんは、バットマンとスーパーマンの影で不穏な動きを見せる謎の男、レックス・ルーサーの秘書、マーシー・グレイブスを演じている。過去に出演したヒーロー映画「ウルヴァリン:SAMURAI」を見たスナイダー監督からのオファーで出演が決まったことから、「オーディションもなしに役が決まり、撮影したのは2年前ですから、本当にこの映画が完成するのが夢のようです」とコメント。この日のプレミアで初めて「バットマンvsスーパーマン」を見るといい、「昨日は楽しみで眠れなかった」と話した。

 「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」は、バットマンとスーパーマンが、史上初めてスクリーン上で直接対決する作品。悪に染まった“地球最強の男”スーパーマンに、バットマンはどう立ち向かうのか……というストーリー。25日公開。 

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