原田泰造:石田ゆり子に「好き」アピール 恋する役「半分ドキュメンタリー」

NHKの連続ドラマ「コントレール~罪と恋~」の会見に登場した「ネプチューン」の原田泰造さん
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NHKの連続ドラマ「コントレール~罪と恋~」の会見に登場した「ネプチューン」の原田泰造さん

 お笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さんが25日、東京・渋谷のNHKで行われた4月スタートの連続ドラマ「コントレール~罪と恋~」の会見に、女優の石田ゆり子さんや俳優の井浦新さんとともに登場。石田さんが演じる主人公の未亡人・青木文に思いを寄せる刑事・佐々岡滋役の原田さんは「石田ゆり子さんのことはもともと好きで、今回役作りもしてなくて、素のままでやっています。僕に関して言えば半分ドキュメンタリーと思っています」と笑顔で語った。

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 「コントレール~罪と恋~」は、「ふたりっ子」「セカンドバージン」などの大石静さんのオリジナル脚本。夫が無差別殺人事件に巻きこまれた青木文(石田さん)が絶望のふちで長部瞭司(井浦新さん)と出会い、恋をするが、瞭司は夫を殺した張本人だった……というストーリー。桜庭ななみさん、堀内敬子さん、野際陽子さんも出演する。

 今回、夫を殺した男性との禁断の恋に落ちる女性という難しい役どころに挑んだ石田さんは「ダンナさんがあんな不幸な事件で亡くなって。ややもすると四六時中、憂鬱な顔していなくちゃいけないって気分になるのですが、本当につらい思いをした人というのは、わりと明るい顔をして『何クソ』と思いながら生きているというのを聞いて。本当にその通りだなと思った」といい「だから一度、考えたことを全部忘れて、その瞬間を生きるというのを自分の中で課しました」と語った。

 また石田さんは、大石静さんの脚本の魅力について聞かれ「私は大石さんの脚本は今回初めてで。“スパン”と女の人の持つ本心というか毒、自分でも気がつかない女の部分を短い言葉にしていて。自分で口にした時にびっくりしてしまった。あまりこういう気持ちになるって昨今なかったもので、すごいなって思いました」と感心してみせたが、“毒”を向けられる側の原田さんは「言われる方なので、傷ついています」と横でしょんぼりとし、笑いを誘っていた。

 「コントレール~罪と恋~」は全8回。NHK総合で4月15日から毎週金曜午後10時に放送。 

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