SKE48宮澤佐江:「アイドル人生に悔いない」 お膝元・名古屋で最後の音楽番組収録

松井珠理奈さん(左)と一緒に音楽番組「Uta-Tube」の収録を行う宮澤佐江さん
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松井珠理奈さん(左)と一緒に音楽番組「Uta-Tube」の収録を行う宮澤佐江さん

 4月1日にアイドルグループ「SKE48」を“卒業”する宮澤佐江さんが30日、名古屋市内でグループ在籍中の最後のテレビ収録に臨んだ。NHK名古屋放送局の音楽番組「Uta-Tube(うたちゅーぶ)」の公開収録で、約400人の観客を前にライブを行った宮澤さんは「10年、アイドルをやってうれしいこと、楽しいこと、つらいこと、悔しいこと、悲しいことがあった。アイドル人生に悔いはないと自信をもって言えます」とあいさつした。

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 宮澤さんは「今のところ歌手志望ではないので、歌番組は人生最後かもしれない」といい、約2年在籍したSKE48について「SKE48の宮澤佐江として卒業できてよかったと心から思います」と感謝。メンバーに向けて「みんなも『アイドル人生に悔いはない』と思って卒業してもらえるのが、私の夢」とメッセージを送った。また「(4月)2日から、いろいろ解禁ですよ! LINE(ライン)のタイムラインに『恋愛解禁しました』って打ったら、どれだけの男友達から連絡があるか試したい」とおどけていた。

 この日は、宮澤さんのほか、松井珠理奈さんら同グループのメンバーが収録に臨み、宮澤さんと珠理奈さんが手をつないだり、じゃれ合ったりする場面もあった。宮澤さんが「初めてSKEの選抜メンバーとして歌った」という思い出の曲「不器用太陽」や、新曲「チキンLINE」、人気曲「オキドキ」など5曲が披露された。

 宮澤さんは1990年8月13日生まれ。東京都出身。AKB48の2期生として活動後、中国・上海を拠点に活動する「SNH48」に移籍。その後、SKE48との兼任となり、現在はチームSのリーダーも務めており、SKE卒業と同時にSNHも卒業する。「AKB48」の派生ユニットで14年11月に解散したダンス&ボーカルグループ「DIVA」のメンバーとしても活躍した。

 「Uta-Tube」は、NHK名古屋放送局で行われるスタジオライブと、トークを放送する音楽番組。毎週土曜午前10時55分から放送されている。この日の収録は、中京大学名古屋キャンパス(名古屋市昭和区)で行われ、SKE48と、4人組バンド「ストレイテナー」が出演した。「Uta-Tube in キャンパス」として4月9、16日にSKE48の出演分を放送。23日、5月7日にストレイテナーの出演分を放送する。ともに中部7県の総合テレビで午前10時55分~同11時15分。

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