ニコニコ超会議2016:「カイジ」の“鉄骨渡り”がアトラクションに 「ざわ…ざわ…」、“突風”も再現

「ニコニコ超会議2016」の「超アニメエリア」に登場した「逆境無頼カイジ」のアトラクション
1 / 20
「ニコニコ超会議2016」の「超アニメエリア」に登場した「逆境無頼カイジ」のアトラクション

 福本伸行さんの人気マンガが原作のアニメ「逆境無頼カイジ」に登場する“鉄骨渡り”を体験できるアトラクションが29日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中のイベント「ニコニコ超会議2016」内の「超アニメエリア」に登場した。アトラクションはピーク時には約1時間半待ちの行列ができるなど人気を集めている。

ウナギノボリ

 アトラクション「超鉄骨渡り」は、参加者がハーネス(安全ベルト)を装着して、制限時間の3分以内に高所に設置された鉄骨を渡り切ればクリアーという内容で、鉄骨は前半が幅約10センチで後半が約6センチになり、ハーネスに触れてしまうと失格となる。プレイヤーは、作品内に頻出する「ざわ…ざわ…」という擬音が書かれたボールを行列に並ぶ参加者から投げつけられるほか、ゴール前に設置された巨大扇風機の風に耐えながらゴールを目指す。参加者のうち約7割が達成できるという。参加賞としてステッカーがもらえるほか、クリアーすると缶バッジがプレゼントされる。

 「超アニメエリア」内ではこのほか、「おそ松さん」や「監獄学園(プリズンスクール)」「だがしかし」などの人気アニメの体験型アトラクションも用意。「おそ松さん」エリアでは、作中に登場する釣り堀を再現し、六つ子が垂らす釣り糸の先に付いている封筒をキャッチするアトラクションを設置。また、「監獄学園」エリアでは“排水溝”をイメージして作られた狭い空間をほふく前進のみで進むアトラクションを用意しているほか、「だがしかし」エリアでは巨大な“うまい棒”に抱きつき、制限時間を耐えられれば“人間UFOキャッチャー”で駄菓子取り放題に挑戦できるアトラクションを用意している。

 「ニコニコ超会議」はニコ動の大規模イベントで、「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」をコンセプトに、音楽やアニメ、ゲーム、政治、スポーツなどさまざまなジャンルを網羅。催しは動画で中継される。昨年開催された「ニコニコ超会議2015」は2日間で約15万1000人が来場、約794万500人がインターネットで視聴した。30日まで。

写真を見る全 20 枚

アニメ 最新記事