綾野剛：被災地支援の宝くじで新CMキャラに

　俳優の綾野剛さんが、タレントの所ジョージさんと共に「ドリームジャンボ宝くじ」の新イメージキャラクターに起用されたことが6日、明らかになった。綾野さんらが出演するCMが、7日から全国で放送される。また、11日から全国で発売される宝くじには「熊本地震被災地支援」としてくまモンがデザインされており、収益金の一部は被災地支援に役立てられる。

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　CMは、「『ジャンボリオン』篇（水曜から）ぶら下がり」、「『ジャンボリオン』篇（発売中）被災地支援」など全10パターン。舞台は「地球防衛団」で、突如現れた謎の生命体から地球を救うために、7億円の巨大人型ロボット「ジャンボリオン」を開発した所さん扮（ふん）する天才科学者のジョージ博士と、綾野さん扮する正義感はあるが、どこか抜けている地球防衛団の綾野団員が、コミカルなやり取りを繰り広げるSFストーリーとなっている。

　CMの撮影は、都内のスタジオで行われ、科学者役の所さんは白衣姿に眼鏡、地球防衛団の綾野さんはプロテクターを装着して撮影を行った。所さんから「かっこいい！」と声をかけられた綾野さんは「ちょっと恥ずかしいです」と照れ笑いを浮かべつつ、状況に応じて即興で芝居をするなど積極的に撮影に参加した。

　綾野さんは、CMキャラクターに決まった感想について「昔から見ているCMだったので、大変光栄に思いました。（所さんとの共演は）すごいことだと思います」と話すと、初代キャラクターを務めていた所さんは「昔からってそんな長いことやってるんだなって、自分でもびっくりしますよ」とコメントしていた。

　11日から全国で発売される宝くじは、「熊本地震被災地支援　ドリームジャンボ宝くじ」（第694回全国自治宝くじ）と、「熊本地震被災地支援 ドリームジャンボミニ　7000万」（第695回全国自治宝くじ）として発売され、収益金の一部は熊本地震の被災地支援に役立てられる。発売予定額750億円のうち、100億円を熊本地震の被災地支援分として発売し、当せん金などを差し引いた収益金約40億円が被災地支援に活用されるという。