MBS:局アナ総出演 伝説のバラエティー「あどラン」18年ぶり復活 シアター最終公演で

MBSアナウンサーが総出演した「ありがとうBRAVA!MBSアナウンサー大集合!」
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MBSアナウンサーが総出演した「ありがとうBRAVA!MBSアナウンサー大集合!」

 毎日放送(MBS)が運営する劇場「シアターBRAVA!」(大阪市中央区)が29日閉館し、17年の歴史に幕を閉じた。「ありがとうBRAVA!MBSアナウンサー大集合!」と題した最終公演では、同局のアナウンサー34人が登場し、局アナ総出演の伝説のバラエティー番組「あどりぶランド」が18年ぶりに復活、朗読や即興のニュース読み、ぶっちゃけトークなどを繰り広げた。

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 「シアターBRAVA!」は、1999年に「大阪MBS劇場」として開館し、主に劇団四季が使用していたが、2005年に大阪四季劇場が完成したのを受け、名称変更してリニューアルオープンした。蜷川幸雄さん演出の「天保十二年のシェイクスピア」などミュージカルを中心に、554公演、観客約200万人を動員してきたが、施設の老朽化などで閉館が決まった。

 最終公演は、入社24年目の上泉雄一アナを中心に、すべてアナウンサー室のメンバーで企画。朗読劇をはじめ、スクリーンに映し出された一枚の写真を見て、即興のあどりぶでニュース読みをしたり、方言でニュースを読んだり、早口言葉などアナウンサーならではの企画や、コント、ぶっちゃけトーク、アナウンサーあるあるなど盛りだくさんの内容が繰り広げられた。

 同局では1984〜98年、バラエティー番組「あどりぶランド」を放送。女優やタレントなどのゲストに、ひな壇に座ったアナウンサー全員で質問をあびせる名物コーナー「よってたかってインタビュー」や、鉄道などアナウンサーの趣味を生かした特集コーナー、コントや時代劇、新人突撃取材コーナーなど、局アナが企画し、全員が出演するという異例のバラエティーで、「あどラン」の愛称で親しまれていた。

 同劇場でアナウンサーによる朗読会をほぼ毎年開いてきたことから、最終公演で「あどラン」復活が企画された。イベントリーダの上泉アナは「若手からベテランまで、一緒に何かをできる機会が少なくなっていて、アナウンサーだけでやる特別な感じがあった」と語り、伝説の「あどラン」復活に「僕らはやる気満々。いつでも編成が枠を開けてくれれば」と意気込みを語った。 

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