TRICKSTER:江戸川乱歩原案のテレビアニメが10月スタート 舞台、実写映画化も

「TRICKSTER -江戸川乱歩 『少年探偵団』より-」のビジュアル(C)Jordan森杉/TRICKSTER製作委員会
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「TRICKSTER -江戸川乱歩 『少年探偵団』より-」のビジュアル(C)Jordan森杉/TRICKSTER製作委員会

 江戸川乱歩の小説「少年探偵団」シリーズが原案のテレビアニメ「TRICKSTER-江戸川乱歩 『少年探偵団』より-」が10月にスタートすることが1日、分かった。東京五輪後の203X年・東京が舞台となり、「ローゼンメイデン」「しゅごキャラ!」の2人組女性マンガ家ユニット「PEACH-PIT(ピーチピット)」がキャラクターデザインを手がける。また、20日発売のマンガ誌「マガジンSPECIAL」7号でマントヒヒ・ビンタさんによるコミカライズがスタートするほか、舞台化、実写映画化も決定しており、メディアミックスプロジェクトとして展開される。

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 アニメは、“謎のもや”によって 死ねない体になった小林少年、相棒となる少年探偵団リーダー代理・花崎少年が出会い、世紀の犯罪者・怪人二十面相、謎の探偵・明智小五郎の因縁と絡み合うことになる……というストーリー。「超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION」などの向井雅浩さんが監督を務め、「TIGER & BUNNY」などの吉田恵里香さんがシリーズ構成、脚本を担当。「ルパン三世」「名探偵コナン」などのトムス・エンタテインメント、「ドラえもん」などのシンエイ動画が制作する。山下大輝さんが小林、逢坂良太さんが花崎の声優を務める。

 PEACH-PITは「企画の段階から関わらせていただき、全員が納得がいくまで改訂を重ねて生まれたキャラクターたちです。監督はじめスタッフ皆さんの熱意に触れ、自分たちの描いたキャラの造形に(アニメのキャラクターデザインの)ヤマダ(シンヤ)さんの繊細な描線でさらに息を吹き込んでいただき、色鮮やかに動き出すという機会はとても貴重でありがたく、多くのことを学ばせていただきました。作中の彼らも、行動し、時に悩み、成長していくのかと思うと、楽しみで仕方ありません。どんな冒険活劇が見られるのか、わくわくして待っています!」とコメントを寄せている。

 「TRICKSTER-江戸川乱歩 『少年探偵団』より-」はTOKYO MX、読売テレビほかで10月から放送。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:向井雅浩▽脚本・シリーズ構成:吉田恵里香▽キャラクターデザイン:PEACH-PIT▽アニメーションキャラクターデザイン:ヤマダシンヤ▽音楽:林ゆうき▽アニメーション制作:トムス・エンタテインメント、シンエイ動画

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