武田梨奈:小林豊と客席を“お練り”! 360度の撮影に「初めて」と照れる

名古屋市内の映画館で行われた映画「海すずめ」の舞台あいさつで観客からの撮影に応じる武田梨奈さん(左)と小林豊さん
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名古屋市内の映画館で行われた映画「海すずめ」の舞台あいさつで観客からの撮影に応じる武田梨奈さん(左)と小林豊さん

 女優の武田梨奈さんが28日、名古屋市内の映画館で行われた主演映画「海すずめ」(大森研一監督、7月2日公開)の先行上映会で行われた舞台あいさつに、共演した東海エリア発の男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)の小林豊さんとともに登場。舞台あいさつの最後に、観客による写真撮影タイムが設けられ、2人は約150席の会場を約10分かけて回り、笑顔でファンの撮影に応じた。「可愛い!」「梨奈ちゃん!」などと声をかけられながら、多数のカメラに囲まれ、360度から撮影された武田さんは、撮影タイムが終わると「こんなの初めてですね。照れます」と恥ずかしそうだった。

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 この日は事前に観客の写真撮影が許可されていたため、若い女性を中心とした観客は、デジタルカメラやスマートフォンで、熱心に2人を撮影。小林さんは気さくに観客に声をかけてポーズをとったり、自ら子供と自撮りをしたりとファンサービスし、「不細工な写真は消してよー!」とお願いするなど和気あいあいと交流を楽しんだ。

 「海すずめ」は、2015年3~11月に愛媛県宇和島市で、伊達秀宗の入部400年を迎えて行われた「宇和島伊達400年祭」を題材に取り入れた作品。小説家としてデビューしながら2冊目を書くことができず、地元に逃げ帰り、現在は自転車で本を届ける同市立図書館の「自転車課」に所属する赤松雀(武田さん)が、祭の目玉となる復刻衣装を作るために必要な「刺しゅう図録」を探し出すために奮闘する……という物語。小林さんは雀の同僚で元ロードレーサーの岡崎賢一を演じる。

 武田さんは同作を「雀たちは、将来に不安や悩みを抱えているけれど、人と人がぶつかることによって新しいことが生まれたり、成長したりしていく。悩めることって大切だなと思える作品。今持っている悩みが少しラクになると思います」とアピール。小林さんも「現代では忘れてしまったような、ゆったりした時間を感じてほしい。景色がとにかくきれいなので楽しんでください」と見どころを語った。舞台あいさつには森監督も登場した。

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