黒島結菜:セクゾ菊池と16年版「時かけ」に手応え 「一番遊び心がある」

連続ドラマ「時をかける少女」の舞台あいさつに登場した黒島結菜さん
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連続ドラマ「時をかける少女」の舞台あいさつに登場した黒島結菜さん

 女優の黒島結菜さんが3日、東京都内で行われた9日スタートの連続ドラマ「時をかける少女」(日本テレビ系)の舞台あいさつに登場。主人公の芳山美羽(よしやま・みはね)役を演じる黒島さんは、これまでに何度も映像化されている「時をかける少女」の2016年版について「今までいろんな映像化されてきた中でも一番遊び心があって。タイムリープをこんなところで使うのかって、いろんなところで使ったりして。さらにいろんな『時をかける少女』が見られるんじゃないかなって思います」とにっこり。共演のアイドルグループ「Sexy Zone(セクシーゾーン)」の菊池風磨さんも「(第1話を見て)俺らの『時をかける少女』になってるなと、エンディングがかかったときに本気で鳥肌立ちました」と自信をみせた。

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 黒島さんは、同作の内容にちなんで「もしタイムリープできたら」という質問に、「心からクランクイン前に戻りたいと思いました。現場が楽しすぎて」と回答。チームワークの良さをうかがわせた。菊池さんは「共学で恋をしたいです。こういう(同作のような)恋をしたいけど切ないから、ただただ片思いとかしたい。(通っていたのが)男子校なんで、共学に憧れはあります」と語り、竹内涼真さんは「勉強をちゃんとやっておけばよかったなと思いましたね。正直、毎回台本読むの大変なんです」と苦笑混じりに語った。舞台あいさつには黒島さん、菊池さん、竹内さんがそれぞれ役衣装の制服姿で出席した。

 「時をかける少女」は、筒井康隆さんの小説が原作。ひょんなことから時間を超える能力を持つようになった少女と、未来からやってきた少年の切ないドラマを描き、1965年の原作発表以来、約250万部を出版した不朽の青春小説。何度も映像化されていることでも知られ、83年の大林監督の実写映画、2006年の細田守監督の劇場版アニメは、それぞれ両氏の代表作の一つに数えられている。

 16年版では黒島さんが主人公の芳山美羽、菊池さんが未来人のケン・ソゴル、竹内さんが美羽の同級生で好意を寄せる浅倉吾朗をそれぞれ演じる。ドラマは9日から毎週土曜午後9時から放送。全5話。

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