高畑充希:「とと姉ちゃん」撮影後半で寂しさも 「やればやるほど常子を尊敬する」

「とと姉ちゃん」の会見に登場した高畑充希さん
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「とと姉ちゃん」の会見に登場した高畑充希さん

 女優の高畑充希さんが8日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれたNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の会見に登場した。高畑さんは自身が演じる主人公・小橋常子について「一歩も後ろに引かない。撮影も後半になって、やっと常子について分かることもある。長くやっていないと分からない変化もあり、やればやるほど常子を尊敬する。撮影が後、2カ月くらいだと思うとちょっと寂しい」と語った。

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 会見は、主人公・常子が出版する雑誌「あなたの暮らし」の編集部のセットで行われ、花山伊佐次役の唐沢寿明さん、水田正平役の伊藤淳史さん、鞠子役の相楽樹さん、美子役の杉咲花さんも登場。第15週(11~16日放送)からドラマで、常子が雑誌「あなたの暮らし」の出版に向けて動きだし、常子は社長になる。高畑さんは撮影について「必死に社員をまとめていて、花山さんには怒られ、板ばさみです。花山さんとは激突することが多い。登場人物の思いが重なってドラマが生まれ、現場にいて楽しい」と話していた。

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子(しずこ)の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。4月4日の初回から80回連続で視聴率20%超えを記録するなど人気を集めている。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

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