パタリロ!:舞台版主人公に加藤諒 “耽美的”ビジュアル解禁

加藤諒さんが主人公を演じる舞台「パタリロ!」のビジュアル (C)魔夜峰央/白泉社(別冊花とゆめ・メロディ・花LaLa online)
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加藤諒さんが主人公を演じる舞台「パタリロ!」のビジュアル (C)魔夜峰央/白泉社(別冊花とゆめ・メロディ・花LaLa online)

 テレビアニメ化もされた魔夜峰央(まや・みねお)さんの人気ギャグマンガが原作の舞台「パタリロ!」で、主人公のパタリロを個性的なキャラクターで人気の俳優・加藤諒さんが演じることが22日、明らかになった。加藤さんがパタリロになりきった“耽美的”なビジュアルも公開された。

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 先日の舞台化発表以降、ネット上では「パタリロ役は加藤諒ではないか」との声が上がっていたといい、加藤さんは「恐縮ながらボクが演じさせていただきます」と話しつつ、「すてきなスタッフの皆さま、すてきなキャストの皆さまと、すてきな『パタリロ!』を作り上げたいと思います。果たしてどんな舞台になるのか、ご期待くださいませ。パパンがパン!」と意気込んでいる。

 「パタリロ!」は、1978年に「花とゆめ」で連載をスタートし、その後「別冊花とゆめ」「メロディ」へと“移籍”。現在は白泉社のウェブマンガサイト「花LaLa online」で連載中。南海に浮かぶ美しい小国マリネラを舞台に、天才的頭脳の持ち主でありながらトラブルメーカーの若き国王「パタリロ・ド・マリネール8世」(通称・パタリロ)が巻き起こす騒動を描いていて、テレビアニメのエンディングテーマにも採用された「クックロビン音頭」などでも知られている。

 舞台版では“美少年”のマライヒを佐奈宏紀さん、イギリス情報局秘密情報部(MI6)の凄腕エージェント・バンコランを青木玄徳さんが演じ、パタリロを護衛する「タマネギ部隊」として細貝圭さん、金井成大さん、石田隼さん、吉本恒生さんも出演する。

 原作者の魔夜さんは「『パタリロ!』の世界を、生きている人間が、死んでる人間には無理でしょうが、表現できるとは思いませんでした。楽しみです」と期待を寄せている。

 舞台「パタリロ!」は12月8~25日に紀伊国屋ホール(東京都新宿区)で上演される。

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