世界コスプレサミット2016:コスプレの祭典開幕 炎天下の愛知・蒲郡でオープニングセレモニー

30日に開幕した「世界コスプレサミット2016」のオープニングセレモニーに出席した代表コスプレイヤーら
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30日に開幕した「世界コスプレサミット2016」のオープニングセレモニーに出席した代表コスプレイヤーら

 世界各国から日本のアニメ、マンガ、ゲーム、特撮のキャラクターにふんしたコスプレーヤーが集結する夏の恒例イベント「世界コスプレサミット2016」が30日、開幕し、主要会場の一つ、愛知県蒲郡市のテーマパーク「ラグーナテンボス」でオープニングセレモニーが行われた。この日の同市を含む愛知県東部地方の最高予想気温(気象庁)は31度。炎天下、コスプレ世界一を競うメインイベント「世界コスプレチャンピオンシップ」に出場する28の国と地域の代表コスプレ-ヤー56人が思い思いのコスプレ姿で出席し、華やかにテープカットが行われた。

 オープニングセレモニーには、大村秀章・愛知県知事、河村たかし・名古屋市長も参加。大村知事は「コスプレで大いに盛り上げていきましょう」とあいさつ。河村市長は、同イベントで恒例となった、中日ドラゴンズの応援歌の歌詞を同イベント風にした替え歌を「燃えよ、コスプレサミットー!」と大村知事とともに歌い、満足げな表情を見せていた。またセレモニーのファイナルには、代表コスプレーヤー、一般コスプレーヤーらが「コスプレを至るところで」という意味の「コスプレ、エブリウエア-!」というかけ声とともに風船を飛ばした。

 「世界コスプレサミット」は03年から開催され、今年で14回目を迎えるコスプレの祭典。代表コスプレーヤーのほか、一般コスプレーヤー、コスプレファンが参加し、現在は、名古屋・栄を中心に愛知県内の各所でイベントが開催されている。昨年はメイン会場となった複合施設「オアシス21」(名古屋市東区)に、8月1、2日の2日間で延べ約24万8000人が集まった。

 今年は30日~8月7日に「ラグーナテンボス」「オアシス21」、名古屋の栄や大須などでイベントが開催される。メインイベントの「世界コスプレチャンピオンシップ」は初めて2日間にわたって開催。都合によりオープニングセレモニーを欠席した2代表を含め、過去最多となる30の国と地域の代表コスプレーヤーが、6日の予選を経て、翌7日に上位16チームで世界一を競う。インド、カナダ、スイス、スウェーデンが初出場する。

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