今週の真田丸:第30回「黄昏」 秀吉の常軌を逸した行動に… NHK総合は45分繰り上げ放送

「真田丸」の第30回「黄昏」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第30回「黄昏」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」の31日放送の第30回「黄昏」では、老いによって酷薄さを増した秀吉(小日向文世さん)が、バテレンへの弾圧を強め、さらには再び朝鮮へ攻め込むと言い出す。NHK総合では、東京都知事選の開票速報が午後8時から放送されるため、通常より45分繰り上げて午後7時15分から放送される。BSプレミアムは通常と同じく午後6時に放送される。

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 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・信繁を演じており、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。

 24日放送の第29回「異変」は、信繁(堺さん)が秀吉の肝いりで、大谷吉継(片岡愛之助さん)の娘・春(松岡茉優さん)を正室に迎える。また、秀吉の老いは誰の目にも明らかなほど進行する……という展開だった。

 第30回は、老いた秀吉の常軌を逸した行動が続く……という展開。大地震に見舞われ、落成を前に伏見城は倒壊してしまう。秀吉から普請を命じられていた信繁の父・昌幸(草刈正雄さん)は生きがいを失い、ふさぎこむ。秀吉は老いによって酷薄さを増し、バテレンへの弾圧を強め、再び朝鮮へ攻め込むと言い出す。きり(長澤まさみさん)が親しくなった細川玉(橋本マナミさん)らキリシタンにも危機が迫る。信繁は兄・信幸(大泉洋さん)や家康(内野聖陽さん)から秀吉の余命を問いただされる。

 秀吉は老い先短いのでは……といううわさが流れる中、秀吉の家臣である信繁は、豊臣家に忠義を尽くすべきなのか、真田家のために豊臣家に背くのか苦悩することになる。常軌を逸した秀吉を演じる小日向さんの演技も注目される。

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