鳥人間コンテスト:36チーム参加し琵琶湖で開幕

30日開幕した「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2016」の様子
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30日開幕した「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2016」の様子

 自作の人力飛行機でスピードや距離を競う大会「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2016」が30日、滋賀県彦根市の琵琶湖東岸で開幕した。滑空機部門や人力プロペラ部門などで記録を競い合う毎年恒例の大会で、今年で39回目の開催。30日は人力プロペラ機のタイムトライアル部門と滑空機部門が行われ、快晴の中、優勝候補の常連チームや初参加のチームなどさまざまなチームが自慢の飛行機で空を飛び、集まった観客の歓声を浴びた。

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 鳥人間コンテストは、1977年から97年と2009年を除いて毎年開催。今年は30、31日の2日間開催され、全36チームが出場。初日はグライダー型の飛行機で風の力だけを頼りに滑空する「滑空機部門」と、自転車とプロペラを搭載した飛行機でタイムを競う人力プロペラ機の「タイムトライアル部門」、31日は人力プロペラ機の飛行距離を競う「ディスタンス部門」を実施する。

 初日の「滑空機部門」には18機がエントリー。昨年は6位に終わったものの過去12回優勝し大会記録も持つパイロット・大木祥資さんのチーム「みたかもばら下横田」や、前回の優勝チーム「九州大学鳥人間チーム」、前回2位で女性パイロット初の優勝を狙う「首都大学東京 MaPPL」、大会最年長のパイロット・福森啓太さん(57)の「チームハマハマ」などが飛距離を競ってしのぎを削った。また、「人力プロペラ機タイムトライアル部門」には6機がエントリーし、初優勝を目指す「首都大学東京 鳥人間部 T-MIT」や14年のチャンピオン「名古屋大学 AirCraft」などがタイムを競った。

 「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2016」の模様は読売テレビ・日本テレビ系で8月31日午後7時から放送。番組にはMCとして東野幸治さん、羽鳥慎一アナウンサー、吉岡里帆さん、応援サポーターとして藤岡弘、さん、鈴木砂羽さん、宮川大輔さん、八木真澄さん、スタート地点からのリポーターで「南海キャンディーズ」の山里亮太さん、柳ゆり菜さんらが出演する。

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