長澤まさみ:ガーター姿で大胆露出 ミュージカル初主演でセクシー歌姫に

ミュージカル「キャバレー」のイメージビジュアルで大胆な姿を披露した長澤まさみさん
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ミュージカル「キャバレー」のイメージビジュアルで大胆な姿を披露した長澤まさみさん

 女優の長澤まさみさんが松尾スズキさん演出のミュージカル「キャバレー」で主演することが3日、明らかになった。ミュージカル初挑戦の長澤さんは、同日に公開されたイメージビジュアルでは、胸元や美脚を大胆に露出したセクシーなガーター姿を披露しており、「女優として新たな一歩を踏み出してみたく、挑戦することにしました。以前から松尾さんの舞台に出るのが夢だったので、松尾さんの演出を受けられることが今から楽しみです」とコメントしている。

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 キャバレーは、クリストファー・イシャーウッドさんの小説「ベルリン物語」と、ジョン・ヴァン・ドゥルーテンさんの戯曲「私はカメラだ」が原作。1966年にハロルド・プリンスさんがミュージカル化(1166回上演、トニー賞6部門を獲得)し、以後もさまざまな演出家によって上演され、世界的に大ヒットした。日本での初演は82年で、松尾さん演出の「キャバレー」は、2007年に松雪泰子さん主演で上演された。

 物語の舞台は1929年のナチス台頭前夜のベルリン。キャバレー「キット・カット・クラブ」では、ショーの歌姫サリー・ボウルズ(長澤さん)らが毎夜退廃的なショーと、刹那(せつな)的な恋の駆け引きが繰り広げられている。大みそかの夜に、アメリカから到着した駆け出し作家のクリフ(小池徹平さん)は、たちまちサリーと恋に落ちて一緒に暮らし始めるが、やがてナチズムの足音が聞こえ始め……という内容。長澤さんは劇中で名曲「ドント・テル・ママ」「メイビー・ディス・タイム」、主題歌「キャバレー」などをエロティックなダンスとともに披露する。

 松尾さんは「長澤さんは、キャバレーに向けて『なんでもやります!』と、言い切りました。その心意気に、とことん乗っかり、なんでもの向こう側が、ミュージカルというエンタメの世界で、お互いにのぞけたら、それを幸せと感じたく思います」とコメントしている。

 東京公演は来年1月に「EX THEATER六本木」(東京都港区)で行い、神奈川、大阪、仙台、愛知、福岡でも上演する。

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