コミケ90:夏のコスプレはキュート&セクシーに 最終日も「ラブライブ!」が根強い人気

「コミックマーケット90」に登場したコスプレーヤー
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「コミックマーケット90」に登場したコスプレーヤー

 国内最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)90」が12~14日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、「コスプレエリア」では、人気キャラクターに扮(ふん)したコスプレーヤーが自慢の衣装を披露していた。最終日の14日は30度を超える暑さの中、ビキニ風や胸元が大きく開いた衣装など大胆な姿のコスプレーヤーも見られた。

 今回のコミケのコスプレは「ラブライブ!」が特に人気で、中でもスマートフォン向けゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」のマリン編のコスプレーヤーが多く見られた。マリン編の衣装にはビキニ風などセクシーなものもあり、強い日差しが照りつける中、コスプレーヤーは日焼け止めを塗るなどの対策をしていた。同作は、新プロジェクト「ラブライブ!サンシャイン!!」のテレビアニメが7月にスタートしたこともあり、人気が落ち着くかと思われたが、まだまだブームが続いているようだ。

 また、ゲームアプリ「ポケモンGO」が人気ということもあり、「ポケモン」関連や現在放送中の「Re:ゼロから始める異世界生活」などのコスプレーヤーの姿も多く見られた。

 コミケは、1975年に始まったマンガやアニメ、小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。コスプレは近年“長もの”と呼ばれる小道具の使用を認めたり、撮影が可能なエリアを拡大するなどルールが変更された。また、2020年開催予定の東京五輪に向けて、東京ビッグサイトが拡張工事中のため、今回のコミケでは、かつてコスプレエリアとして利用されてきた西地区の屋外展示場が使用できず、近隣の東京臨海広域防災公園でもコスプレを楽しめるようになった。コミケでコスプレをするには1日あたり800円の登録料が必要。

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