東京国際映画祭:メリル・ストリープ&ヒュー・グラント来日 クロージングは「聖の青春」

映画「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」のワンシーン (C)2016 Pathé Productions Limited. All Rights Reserved
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映画「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」のワンシーン (C)2016 Pathé Productions Limited. All Rights Reserved

 10月25日~11月3日に六本木ヒルズ(東京都港区)を中心に都内各所で開催されるアジア最大級の映画の祭典「第29回東京国際映画祭」のオープニング&クロージング作品が23日、発表された。オープニング作品はメリル・ストリープさんがソプラノ歌手を夢見る女性を演じ、その夢を支える夫役をヒュー・グラントさんが演じる「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」(スティーブン・フリアーズ監督)、クロージング作品は松山ケンイチさんが伝説の棋士、村山聖を演じた「聖(さとし)の青春」(森義隆監督)が上映される。

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 「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」に出演した2人は映画祭のために来日も決定。ストリープさんは「オープニング作品に選んで頂き光栄です。さらに、美しい街並みや芸術、おいしい食文化と、これまでも素晴らしい経験をさせてくれた日本を再び訪れて日本の皆さんにお会いできることをとても楽しみにしています」とコメント。グラントさんも「オープニング作品に選ばれたことを誇りに思います。そして、また日本を訪れることができることがとても楽しみです。日本では常に楽しい時間を過ごしてきましたから」と来日できることを喜んでいる。

 アニメ―ション特集は昨年「バケモノの子」が国内で459万人を動員した細田守監督の作品を特集する「映画監督 細田守の世界」、japan Now部門は「監督特集 岩井俊二」となる。

 また、歌舞伎俳優、尾上菊之助さんによる女方舞踊&弁士・生演奏付き上映なども行われる「歌舞伎座スペシャルナイト」や行定勲監督(日本)、ブリランテ・メンドーサ監督(フィリピン)、ソト・クォーリーカー監督(カンボジア)が一つのテーマの元にオムニバス映画を共同製作する「アジア・オムニバス映画製作シリーズ 『アジア三面鏡』」、青少年を対象・テーマとした新部門ユース部門(TIFFチルドレン/TIFFティーンズ)を設立、アニメイベント「TIFFアニ!!」 in 東京国際フォーラム、六本木ヒルズアリーナでの野外上映「東京国際映画祭 Cinema Arena」などの実施も同時に発表された。

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