今週の真田丸:第35回「犬伏」 “犬伏の別れ”で真田家が敵味方に

「真田丸」の第35回「犬伏」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第35回「犬伏」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」。4日放送の第35回「犬伏」では、真田家が敵味方に分かれることを決める“犬伏の別れ”が描かれる。

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 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られる戦国時代の人気武将・信繁を演じ、三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに脚本を手がける大河ドラマ。戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。

 8月28日放送の第34回「挙兵」は、石田三成(山本耕史さん)が徳川家康(内野聖陽さん)によって、政(まつりごと)から退けられ、その後、上杉家の重臣・直江兼続(村上新悟さん)からの書状を読んで激怒した家康が上杉討伐を決意する……という展開だった。

 第35回は“犬伏の別れ”が描かれる。上杉討伐を前に徳川から離反すると決めた昌幸(草刈正雄さん)は、家康を討つチャンスを探る。しかし、家康が大坂を出陣した直後に三成が挙兵し、日本全国を巻き込む大戦になる可能性が浮上し、昌幸の計画が狂う。真田が生き残るために、豊臣と徳川のどちらにつくべきかが課題となり、昌幸、信幸(大泉洋さん)、信繁は犬伏(現在の栃木県佐野市)で議論する。

 三谷さんが犬伏の別れをどう描くかが見どころで、新妻聖子さんが演じる徳川秀忠(星野源さん)の正室・江も初登場する。

 「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送中。

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