今週の真田丸:第37回「信之」 信幸が信之に 父弟の助命を嘆願

「真田丸」の第37回「信之」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第37回「信之」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」の18日放送の第37回「信之」では、真田信繁(堺さん)の兄・信幸(大泉洋さん)が、家康(内野聖陽さん)に信繁と父・昌幸(草刈正雄さん)の助命を嘆願する。また、信幸が、父と同じ“幸”の字を捨て、“信之”となる。

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 「真田丸」は、三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに脚本を手がける大河ドラマ。堺さんが真田幸村の名でも知られる戦国時代の人気武将・信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。

 11日放送の第36回「勝負」は、上田城で真田と徳川が激突。昌幸と信繁は、石田三成(山本耕史さん)率いる西軍として、徳川秀忠(星野源さん)を迎え撃つが、関ケ原で西軍が敗北する……という展開だった。

 第37回は、信幸が家康に昌幸と信繁の助命を嘆願する。昌幸と信繁は関ケ原で西軍が敗北したことによって徳川に降伏。信幸は本多忠勝(藤岡弘、さん)と共に家康に助命嘆願し、代わりに“信幸”の名を捨てる。罪人となった昌幸と信繁は徳川に大坂へ呼び出され、三成と大谷刑部(片岡愛之助さん)の最期について知ることになる。昌幸と信繁は真田への怒りに燃える家康と対面。昌幸は家康を前にしてもプライドを捨てず、家康は処罰に込める真意を明かすことになる。

 昌幸と信繁は高野山に流罪となる。また、三成、刑部の最期が描かれるほか、大坂の陣で信繁と共に戦う毛利勝永(岡本健一さん)や信繁の娘・すえ(恒松祐里さん)も登場する。

 「真田丸」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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