来週のべっぴんさん:第1週「想いをこめた特別な品」 ヒロインの“原点”? 病気の母のため思い込め…

森の中にて、四つ葉のクローバーの葉を見つけて、うれしそうにはな(菅野美穂さん)に報告しているすみれ(渡邉このみちゃん) (C)NHK
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森の中にて、四つ葉のクローバーの葉を見つけて、うれしそうにはな(菅野美穂さん)に報告しているすみれ(渡邉このみちゃん) (C)NHK

 芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説朝ドラ)「べっぴんさん」は3日からスタートし、第1週「想いをこめた特別な品」に入る。昭和9年が舞台で、幼少期のヒロイン・すみれ(渡邉このみちゃん)が病気で入院中の母・はな(菅野美穂さん)のため刺しゅうに挑戦する……。

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 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

 第1週「想いをこめた特別な品」では、昭和9年、繊維会社を営む父の五十八(生瀬勝久さん)、姉のゆり(内田彩花さん)と一緒に神戸の洋館で暮らす坂東すみれ(このみちゃん)は、入院中の母・はな(菅野さん)にあげようと初めて刺しゅうに取り組むもうまくいかないでいた。ある日、屋敷に出入りする靴屋の麻田(市村正親さん)のもとを訪れ、真剣に靴作りに取り組む麻田の姿を目にしたすみれは「下手でも思いを込めてものを作ることが一番大事」という麻田の言葉を胸に刻み込む。そしてすみれは、はなに会いにいき、幾度となく作り直した刺しゅうをやっと手渡す……。

 第1週の見どころは、幼少期のすみれと母のはなを中心とした家族の絆。やがて成長し、ひと針ひと針に思いを込めて子供服作りにまい進するすみれの“原点”がどう描かれるかにも注目で、女子学生となったすみれとして芳根さんも早くも登場する。

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