片岡愛之助:“四度目の女房”との愛は「ピュアだった」 結婚で“想う気持ち”に変化も

オリシジナル時代劇「鬼平外伝 最終章 四度目の女房」完成披露試写会に登場した片岡愛之助さん
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オリシジナル時代劇「鬼平外伝 最終章 四度目の女房」完成披露試写会に登場した片岡愛之助さん

 歌舞伎俳優の片岡愛之助さんが6日、東京都内で行われたオリジナル時代劇「鬼平外伝 最終章 四度目の女房」完成披露試写会に女優の前田亜季さん、山本陽子さんと出席。昼は腕利きと評判の大工、夜は盗賊で“四度目の女房”のおりつ(前田さん)と暮らす主人公・伊之松を演じた愛之助さんは、「伊之松というのは仕事のために結婚をする。奥さんのことを道具のように思っていたと思う。淡々と結婚して別れ、結婚して別れ、ってやっていって、でも“四度目の女房”だけは違った。やっていて切ない物語でしたね」としみじみとし、「おりつとの愛はピュアだった。そういう愛が描けました」と満足そうに振り返っていた。

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 今回がテレビ時代劇初主演で、愛之助さんは「大河ドラマ(真田丸)のおかげ。関ケ原でバチッと死んじゃって、スケジュールが1カ月、空いちゃって、ようやく撮影できた」と明かすと、「幸せなひと時でした」とうれしそうな笑顔。また「結婚が役にプラスになった部分はありますか?」との質問には「愛でしょうかね。想う気持ち」と返答していた。

 この日は、観客からいっせいに「結婚おめでとう」と祝福の言葉を送られた愛之助さんは「ありがとうございます」と深く一礼し、ファンに感謝していた。 

 「鬼平外伝 最終章 四度目の女房」は、時代劇専門チャンネルとスカパー!による池波正太郎原作のオリジナル時代劇「鬼平外伝」シリーズ最終作で、「4K」撮影された。盗賊を主人公に江戸の闇社会の光と影を描いてきた本シリーズの集大成で、互いに想い合いながらも切り裂かれてしまった男女の命運を、美しくも残酷な愛の物語として紡ぎ出している。BSスカパー!で9日午後1時から放送される。

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