人気アニメ「おそ松さん」の舞台版「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~」の東京公演が13日、Zeppブルーシアター六本木(東京都港区)で開幕する。開幕を前に、おそ松役の高崎翔太さんや“イケメン化”したF6おそ松役の井澤勇貴さんら出演者が取材に応じ、チョロ松役の植田圭輔さんは、3日に終了した大阪公演について「想像していたよりお客さんが笑ってくれて、すべる時はすべった」と振り返り、舞台の見どころを「アニメのテンポ感を生でやった時に、芝居でしかできないこともある」と語った。
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高崎さんは「キャラクターの特徴をつかむのが難しかった。何回もアニメを見て、台本を読み、つかめてから楽しくなった」、一松役の北村諒さんは「一松は基本、猫背なので肩がこります」と苦労を明かした。また、F6十四松役の和合真一さんは「大阪公演を終えて、チームが一つになっている」と自信を見せた。
「おそ松さん」は、赤塚不二夫さんのマンガ「おそ松くん」を約27年ぶりにテレビアニメ化。昨年10月~今年3月に放送され、おそ松ら六つ子が成長して大人になった姿が描かれた。櫻井孝宏さんや神谷浩史さんら人気声優が六つ子を演じ、過激なギャグなどが女性アニメファンを中心に人気を集めた。映像ソフトやグッズの売り上げも好調で、表紙を飾ったアニメ雑誌が重版されるなどブームとなっている。
舞台は、岸谷五朗さんと寺脇康文さんの演劇ユニット「地球ゴージャス」の演出助手などを務める小野真一さんが演出を担当。梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪市北区)で9月29日~10月3日に上演され、Zeppブルーシアター六本木では23日まで上演。チケットは既に完売しており、23日の千秋楽は、新宿バルト9(東京都新宿区)など全国の映画館でライブビューイングが行われる。
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