人気SFマンガ「GANTZ(ガンツ)」が原作のフル3DCG劇場版アニメ「GANTZ:O(ガンツ:オー)」(さとうけいいち総監督・川村泰監督)が14日、公開される。「GANTZ」の世界観が3DCGによって“リアル”に表現されており、迫力のあるバトルシーンが展開される。
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「GANTZ」は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で2000~13年に連載された奥浩哉さんのSFマンガ。命を落としたはずの高校生・玄野計が、謎の黒い球体GANTZに呼び出され、同じように“死んだはず”の人々とともに、異形の“星人”たちとの戦いを強いられる……というストーリー。実写映画化、テレビアニメ化もされた人気作だ。「GANTZ:O」は、原作マンガ屈指の人気エピソードで、妖怪ぬらりひょんらと戦う大阪編をフル3DCGでアニメ化。東京と大阪のガンツチームが妖怪軍団に戦いを挑む。
「GANTZ」の現実と非現実が交錯する世界観は、3DCGがマッチしないはずがないと思っていたが、「GANTZ:O」は想像以上に迫力のある映像に仕上がっている。特にバトルシーンは、アングルがころころ変わり、異形の星人が目の前に迫ってくるような迫力があり、恐怖を感じたほどだ。レイカや山咲杏といったヒロインが3DCGによって、髪の毛など細部まで描かれている。モーションキャプチャーによるリアルな動きが加わることで、美しく、セクシーに感じる場面もあった。
声優陣も豪華で、小野大輔さんが加藤勝、M・A・O さんが山咲杏を演じるほか、郭智博さん、早見沙織さん、池田秀一さんらが出演。M・A・O さんは大阪出身ということもあり、ナチュラルな関西弁を披露している。14日からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほか全国で公開。(小西鉄兵/MANTAN)
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