渡辺直美:ビヨンセ“腰フリ”米国でも大ウケ 海外公演の手応え明かす

映画「スリリングな日常」の舞台あいさつにゲスト出演した渡辺直美さん
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映画「スリリングな日常」の舞台あいさつにゲスト出演した渡辺直美さん

 お笑いタレントの渡辺直美さんが15日、京都市内で開催中の「京都国際映画祭」(同映画祭実行委員会主催)で上映された映画「スリリングな日常」の舞台あいさつにゲスト出演。自身初となるワールドツアーを開催中の渡辺さんは、「LAとかニューヨークで(単独ライブを)やらせていただいたんですけど、ビヨンセ(のものまねを)1時間、踊りっぱなしで。私が腰を振るところで、普段ヒップホップをやっているだろうなっていう黒人の集団が『フォーッ!!』みたいな、超ノリノリで跳んでくれたので、日本と感覚は変わらないんだなって」と手応えを明かした。

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 「スリリングな日常」は、都会の日常に潜むスリリングな出来事を描く四つの物語を、1本の映画として紡いだオムニバスムービー。「パークアンドラブホテル」(2007年)で知られる熊坂出監督がメガホンをとった約10分の作品「不審者」に出演した女優の相楽樹さんも舞台あいさつに登場した。
 
 不審者に狙われる大学生・白石奈々美を演じた相楽さんは、“切腹”シーンについて「一発勝負だった」といい、「朝から晩まで撮影して、最後の最後に撮ったシーンで、不安でしょうがなかった。1回って言われちゃうと、緊張感はすごいありましたね」としみじみと振り返っていた。

 「京都国際映画祭」は、1997年から京都市内で開催されてきた「京都映画祭」を発展継承する形で2014年に誕生。「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、映画、アート、パフォーマンス、工芸、演芸などあらゆる分野に対象を広げて京都から世界に文化を発信する。

 3年目の今年のキャッチコピーは「京都上ル上ル(あがるあがる)」。映画部門はドキュメンタリーとサイレントを中心に上映され、ゴーストライター騒動の佐村河内守さんにスポットを当てた作品「FAKE」が話題を呼んだ森達也監督や喜劇王チャップリンを特集。また、アート部門ではマンガ家の蛭子能収さんの個展も行われる。よしもと祇園花月(京都市東山区)など同市内の複数会場で16日まで。

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