ボクシング村田諒太選手:お笑い番組「面白い番組ない」とばっさり 関根勤は「耳が痛い」

WOWOWのボクシング番組「エキサイトマッチ」のファンクラブイベントに登場したプロボクサーの村田諒太選手(右)と関根勤さん
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WOWOWのボクシング番組「エキサイトマッチ」のファンクラブイベントに登場したプロボクサーの村田諒太選手(右)と関根勤さん

 プロボクサーの村田諒太選手が15日、東京都内で行われたWOWOWのボクシング番組「エキサイトマッチ」(毎週月曜午後9時放送)のファンクラブイベントに登場。イベントには格闘技ファンでタレントの関根勤さんも登場し、イベント後にそろって会見したことから「お笑い番組を見るか」と聞かれた村田選手は「昔はよく見ていましたが、今はテレビの規制が強すぎて、あまり面白い番組がないので、見ていません」とばっさり。関根さんは「耳が痛いですね」と悲しそうな表情を見せた。

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 関根さんは「コンプライアンスが強いんですよね。今考えると(昔は)めちゃくちゃやっていて、それがよかったんですけどね。いつからか道徳的になってしまった。何がどう変わってしまったのか、そこらへんを紐(ひも)解く番組を作ってほしいな」と話した。

 この日のイベントは「エキサイトマッチ-ボクシング新時代を語り尽くす!-」と題して開催され、ボクシングのさまざまな試合を見ながら、過去のベストバウトや今後のボクシング界の魅力についてのトークを展開した。「エキサイトマッチ」に出演しているフリーアナウンサーの高柳謙一さん、解説者のジョー小泉さんも出演し、司会はジェントルさんと「ぷらすとガール」の玉木碧さんが務めた。

 中学生の頃から、「エキサイトマッチ」を見ていたという村田選手は、ジョー小泉さんのボクシングを題材としたダジャレを“生”で楽しみ「昔は、ジョーさんが(番組で)ダジャレをたくさん言ってくれていたのに、いつからか聞けなくなってしまった。今日は、ジョーさんのダジャレがたくさん聞けて楽しかったです」と喜び、「途中でおなかいっぱいになりすぎて、“吐きそう”になった」と冗談交じりに振り返った。

 関根さんは、ボクシングの魅力について「(殴り合うという)最も原始的な(強さの)決め方」と挙げ、「そこに技術や科学などが加わり、洗練されている。そして情念や自分の持っているアイデンティティーがぶつかり合うところ」と興奮ぎみ。「でもボクシングのトークでは、香川照之さんと 六角精児さんには勝てない。香川さんは具志堅用高さんの大ファンで、試合日時、防衛戦の会場、ジャッジなどを覚えている。六角さんにボクシングの話を振ったら、途中でついていけなくなってしまった」と苦笑していた。

 また村田選手は「タイトルマッチはいろいろな面が整わないと決まらないけど、心の準備はできています」とにっこり。「(タイトルマッチを行うために)世界にまだ認めてもらえていないのであれば、それなりの相手とも戦います。決められた試合は全力で戦います」と意欲も見せていた。

 WOWOWでは、11月6日午前11時からWOWOWプライムで、今年4月に引退したマニー・パッキャオ選手の復帰戦を生中継する。また、パッキャオ選手の復帰を記念したスペシャル番組として、11月1日深夜0時からWOWOWプライムで「マニー・パッキャオ IS BACK!~伝説、再びリングへ~」を、同月5日午後3時半からWOWOWライブで「マニー・パッキャオ珠玉の名勝負選」も放送する。

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