プロレスラーの長州力さんが29日、東京都内で行われた「長州力DVD-BOX 革命の系譜 新日本プロレス&全日本プロレス 激闘名勝負集」(バップ、12月7日発売、税抜き3万円)の製作発表記者会見に出席。ものまねタレントの長州小力さん、元プロレスラーの天龍源一郎さんらも応援に駆けつけた。長州力さんは「こんにちは、長州小力です」とノリノリであいさつしたが、DVDの内容を聞かれると「全く分からない! まあ、今までの対戦が入っているんでしょう」と笑顔で語った。さらに「名言が出た試合も入ってる?」と聞かれると、「そういうのは、自分が名言と思って言ったつもりが全くないから(分からない)。キレたこともないですから」と話して笑いを誘った。
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DVDボックスは、1974年に新日本プロレスでデビュー、84年ジャパンプロレスを旗揚げし、主戦場を全日本プロレスに、87年に新日本プロレスに戻るという長州力さんのプロレス人生を、DVD8枚、20時間以上の試合映像で振り返る。名勝負や名場面のほか、前田日明さん、天龍さんとの対談なども収録されている。長州力さんの名言について、小力さんは「僕らはもうファンなので、プロレスの記者さんが『長州力がこういうこと言ってた』というのが頭にインプットされる。その中からかいつまんだフレーズが名言になる」とファン代表として意見。「これ(DVDボックス)見たら分かる。説明しながら見たい!」とPRした。
長州力さんは最近はバラエティー番組への出演も多いが、「バラエティーより、プロレスの世界の方が動きやすいというか、バラエティーは職業じゃないですからね」と、まだ慣れていない様子。一方、天龍さんは「相撲とプロレスしか知らなかったから、他の人から刺激をもらって、日々楽しく過ごしてますよ」と語った。2人のテレビでの活躍に、小力さんは「みんな(2人を)タレントさんとして見てるんで、僕は面白い」といい、「若い選手に対して『途中で光らなくなるなら、最初から光るな』っていう、(長州力さんの)名言がありますよ」と紹介したが、本人から「お前が作ってんじゃないのか?」と突っ込まれたじたじになっていた。
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