高畑充希:「とと姉」後初ミュージカル 赤ランドセル姿で小学生熱演

ミュージカル「わたしは真悟」で小学生の少女・真鈴を演じる高畑充希さん(右)
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ミュージカル「わたしは真悟」で小学生の少女・真鈴を演じる高畑充希さん(右)

 女優の高畑充希さんと門脇麦さんが1日、KAAT神奈川芸術劇場(横浜市中区)で行われたダブル主演のミュージカル「わたしは真悟」の公開ゲネプロに登場。人気を博した朝ドラの「とと姉ちゃん」終了後、初のミュージカルとなった高畑さんは赤いランドセルを背負い、小学生の少女・真鈴(まりん)を熱演。赤と白のボーダーに半ズボンで“小学生男児”になりきった門脇さんとのデュエットも披露された。

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 「わたしは真悟」は、1982年から86年まで「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)に掲載された、楳図かずおさんの長編SFマンガが原作。互いを思い合う少女・真鈴と少年・悟は、放課後に悟の父の働く工場に行き、作業用ロボットで一緒に遊んでいた。ロボットには悟と真鈴のあらゆる情報が蓄積され、2人はロボットを通じて会話をしていたが、やがて2人の愛は大人たちによって引き裂かれ……という内容。

 悟に恋をする8歳の少女・しずか役で歌手で女優の大原櫻子さん、ロビン役で2006~08年に放送されたNHKの子供向け番組「天才てれびくんMAX」に出演し、「てれび戦士」として活躍した小関裕太さんも出演する。

 悟役の門脇さんは、ミュージカル初挑戦とは思えないほどの堂々とした歌と演技を披露。また小関さんに高畑さんが強引に迫るシーンでは、2人の妖艶な“絡み”も楽しめる。ミュージカルは2、3日にKAAT神奈川芸術劇場で上演され、浜松や富山、京都、東京でも上演される。

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