阿部寛:天海祐希と夫婦役「本当に幸せでした」

映画「恋妻家宮本」の完成披露舞台あいさつに登場した阿部寛さん
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映画「恋妻家宮本」の完成披露舞台あいさつに登場した阿部寛さん

 俳優の阿部寛さんが14日、東京都内で行われた映画「恋妻家宮本」(遊川和彦監督)の完成披露舞台あいさつに登場。阿部さんは、夫婦を演じた天海祐希さんについて「よくスポーツクラブでお会いするんですけど、ちゃんとお芝居したことなかった。天海さんの目を見ているだけで引き込まれるというか、心が見えてくる体験を映画の後半でしまして、本当に幸せでした」と共演を振り返った。

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 天海さんも「楽しかったですよ。(身長が)大きいっていいなって思って」と阿部さんとの夫婦役を笑顔で振り返り、「目の前にハンサムな顔があるのはすごくすてきな経験でした」とうれしそうに話していた。

 映画は、大ヒットドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)などで知られる脚本家の遊川和彦さんの初監督作品。重松清さんの長編小説「ファミレス」が原作で、「熟年離婚」をテーマにしている。子供が結婚して独立し、25年ぶりに夫婦2人きりで生活することになった中学教師の宮本陽平(阿部さん)と妻・美代子(天海さん)だったが、ある日、陽平は美代子が隠していた離婚届を見つけてしまう……というストーリー。陽平の料理教室の仲間・五十嵐真珠役で菅野美穂さん、門倉すみれ役で相武紗季さん、陽平の生徒の祖母・井上礼子役で富司純子さんも出演し、2017年1月28日に公開される。

 阿部さんは自身が演じた陽平のように、妻が隠し持っていた離婚届を「もし見つけたら?」との質問に「すごいショックだけど、すぐに(理由)を聞いちゃうと思う。時間を置くと、余計やっかいになるので、ストレートに聞きます」と答えていた。

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