武田玲奈:“史上最大級の逸材”が語るハタチの誓い

“ハタチ”の目標を語る武田玲奈さん
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“ハタチ”の目標を語る武田玲奈さん

 マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)のグラビアで2015、16年と2年連続最多掲載を記録した女優でモデルの武田玲奈さん(19)。昨年は、グラビアでのセクシーな姿から、テレビドラマ「THE LAST COP」(日本テレビ系)でのおっちょこちょいな新米警官役など、女優としても存在感を示した。今年7月に20歳を迎え、ますます注目を浴びそうな武田さんの素顔に迫った。

 武田さんは13年冬に開催された「第2のくみっきー!発掘オーディション」でグランプリを獲得。翌年から女性誌「Popteen」(角川春樹事務所)のレギュラーモデルとして芸能活動をスタートさせ、15年には“史上最大級の逸材”として「週刊ヤングジャンプ」のグラビア初登場で表紙を飾り、注目された。その後2年連続で同誌最多掲載を記録し、16年には「non-no」(集英社)の専属モデルの座を射止めている。また、映画「暗殺教室」で女優デビューを飾った後は、ドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」「仮面ライダーアマゾンズ」、映画「TOKYO CITY GIRL 2016」などに出演し、女優としてのキャリアを重ねている。

 「自分と違う人を演じられるのが楽しい」と女優業の魅力を語る武田さん。現在も「THE LAST COP」のHulu版や劇場版の撮影が続いているといい、「スゴイ方ばかりで緊張しちゃうんですけど、毎回毎回が勉強です。唐沢(寿明)さんは、本番でいきなり面白いアドリブが飛び出すので、本当にすごいなあって」。同世代の桜井日奈子さん、伊藤沙莉さんとの“3人娘”がドラマに華を添えているが、「3人ともさばさばしてて、男っぽい感じかも?」と笑う。

 グラビアやモデルの仕事も大好きだ。「ヤンジャン(ヤングジャンプ)や週プレ(週刊プレイボーイ)は割と決まったメンバーで撮影するので、いつも楽しいし、『nonーno』は可愛いお洋服が着られて、他のモデルさんと一緒の撮影なのでまた違った楽しさがありますね」という。同じ「non-no」モデルの金城茉奈さんとは特に仲良しだといい、「この間一緒に撮影したんですけど、ずっとルンルンでした」と ニッコリ。「監獄学園-プリズンスクール-」で共演した森川葵さんとはプライベートでも交遊があり、「スゴイ可愛いです。私も『可愛い』っていいますし、葵ちゃんも『可愛い』っていってくれて……」とはにかむ。

 休みの日は映画やアニメ、DVDを見たり、買い物をしたりして過ごす。最近は劇場版アニメ「聲(こえ)の形」を見て「(テーマ曲を担当した)aikoさんも好きですし、すごく泣きました」。最近改めて「ハリー・ポッター」シリーズを全部見直して面白さを再確認したという一方、“リゼロ”の愛称で知られる「Re:ゼロから始める異世界生活」も好きだったりと、ちょっぴりマニアックなアニメも楽しむ。

 “ハタチ”の誓いを聞くと、「今まで以上にちゃんと仕事と向き合っていきたい。モデルも女優も好きだから、どっちも頑張りたいんです。(『nonーno』の)表紙もやってみたいし、主演やヒロインもやりたい」と意欲を燃やす。19歳のうちにやりたいことを聞いてみると「制服ディズニーですかね」と笑顔を見せた。

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