注目ドラマ紹介:「大貧乏」 小雪が“無一文”のシングルマザーを熱演

8日スタートの連続ドラマ「大貧乏」のワンシーン=フジテレビ提供
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8日スタートの連続ドラマ「大貧乏」のワンシーン=フジテレビ提供

 女優の小雪さんが主演を務める連続ドラマ「大貧乏」(フジテレビ系)が8日スタートする。“お金”と“愛”をテーマにしたヒューマンコメディーで、小雪さん演じる、権力者の欲により無一文に追い込まれた主人公のシングルマザーが、理不尽な社会に立ち向かい奮闘する姿を描く。小雪さんは同局の連続ドラマ初主演。

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 小雪さん演じる七草ゆず子は、暴れん坊な息子とおてんば盛りの娘を抱え、慌ただしい日々を送るシングルマザー。ただでさえ忙しいのに、勤めていた会社が倒産し、しかもその裏には秘密があり、気付けば秘密を暴く立場に巻き込まれてしまう。ゆず子の元同級生でゆず子に思いを寄せ、支えていく敏腕エリート弁護士・柿原新一を伊藤淳史さんが演じる。

 そのほか、ゆず子が務めていた人材派遣会社「ディメンションズ・オブ・ヒューマニティ」(DOH)の営業部の若きエース・加瀬春木役で成田凌さん、DOHの経理部長・浅岡礼司役で滝藤賢一さん、DOHの社長・天満利章役で奥田瑛二さん、新人弁護士・木暮祐人役でアイドルグループ「ジャニーズWEST」の神山智洋さん、若くして3人の子供を持つ“ヤンママ”の櫻沢まりえ役で内田理央さんらも出演する。

 第1話は、子供たちと近所の小さな神社に初詣に行ったゆず子がアパートに帰ると、自宅から大量の水があふれ出て、階下の住人の部屋まで水浸しになっていた。保証は保険では追いつかずコツコツためた貯金はほぼ底をつく。それでもまた頑張って働けば大丈夫だとゆず子は自分を励ます。そして新年初出勤の日。出社すると会社前が騒然としていた。そこには、ゆず子が勤める人材派遣会社「DOH」の廃業の告示が張られていた……という展開。

 ドラマは8日から毎週日曜午後9時放送。初回は15分拡大。

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