清水富美加:声優初挑戦で“不安4割”から“不安8割”に増

テレビアニメ「龍の歯医者」の会見に登場した清水富美加さん
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テレビアニメ「龍の歯医者」の会見に登場した清水富美加さん

 女優の清水富美加さんが10日、東京都内で開かれたアニメ「龍の歯医者」(NHK・BSプレミアム)の会見に登場した。主人公で“新米歯医者”の野ノ子役でアニメの声優に初挑戦した清水さんは「最初は期待6割、不安4割と言っていましたが、不安8割になっている。新しいことをする難しさがあります」と今の気持ちを明かした。

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 清水さんは声優の難しさを「体や顔の表情を使わずに声だけで表現するところ」と説明し、「前向きに心を強く持ちながら臨ませていただいております」と語った。会見には同作を手がける鶴巻和哉監督も登場。「フリクリ」「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなどを手がけてきた鶴巻監督が、清水さんを抜てきしたといい、その魅力を「瞬発力があり、グイグイ引っ張っていく。初めてですが、心配していなかった」と話した。

 「龍の歯医者」は、龍(りゅう)が住んでいるといわれる“龍の国”を舞台に、龍を虫歯菌から守る“新米歯医者”の野ノ子と、敵国の少年兵・ベルが、激しい戦いに巻き込まれる……という冒険ファンタジーで、NHKとアニメ制作会社「カラー」、ドワンゴなどが共同制作する。ドワンゴとカラーの企画「日本アニメ(ーター)見本市」で制作された短編アニメを基にした長編アニメで、作家の舞城王太郎さんが原作、脚本を担当。庵野秀明さんが制作統括を務め、音響監督も担当する。BSプレミアムで2月18日午後8時に前編、25日午後8時の後編が放送される。

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