火花:Netflixドラマが異例のNHKで放送 又吉の芥川賞受賞作が原作

Netflixのドラマ「火花」のワンシーン (C)2016YDクリエイション
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Netflixのドラマ「火花」のワンシーン (C)2016YDクリエイション

 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんの芥川賞受賞作が原作で、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」のオリジナルドラマとして制作された「火花」が、NHK総合で2月から放送されることが18日、分かった。動画配信サービスのオリジナルドラマがNHKで放送されるのは異例。同局の木田幸紀放送総局長は18日の定例会見で「視聴者の方が関心をひくものは放送したい。映画や外国のドラマを放送するのと基本的に同じ」と話した。

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 「火花」は、売れない芸人の徳永が、天才肌の先輩芸人・神谷と電撃的に出会い、師弟関係が始まるが、徳永が少しずつ売れていくに従い、相変わらずの生活を続ける神谷との関係に変化が生じる……というストーリー。2015年に芥川賞を受賞したことも話題になった。

 ドラマは、林遣都さんが徳永、波岡一喜さんが神谷を演じ、ネットフリックスで昨年、配信された。NHK総合では2月26日から毎週日曜午後11時に放送。全10回。また、又吉さんの第2作の執筆に密着した「NHKスペシャル 又吉直樹 第二作への苦闘(仮)」がNHK総合で2月26日午後9時に放送される。

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