芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」は6日から第19週「希望」に入る。五月(久保田紗友さん)の妊娠を知った二郎(林遣都さん)は、夢を追って東京に行くべきか思い悩む。そんな時、すみれ(芳根さん)の元に五十八(生瀬勝久さん)が倒れたという連絡が入る。死期を悟った五十八から思いを伝えられるすみれたち。親に反抗してばかりいたさくら(井頭愛海さん)も……。
ウナギノボリ
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「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後の焼け跡の中、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。
第18週「守るべきもの」では、「キアリス」の人気商品である赤ちゃん用の肌着に欠かせない生地「メリヤス」を作る工場が突然に廃業。新たな経営権を手に入れたのは、栄輔(松下優也さん)で、すみれは今まで通りに「生地を卸してほしい」と栄輔に頼み込む。一方、ジャズ喫茶「ヨーソロー」では、五月が何も言わずに姿を消してしまい、代わりに店で働き始めたさくらは、プロのドラム奏者を目指す二郎を追って東京に行こうとするが……という展開だった。
第19週「希望」では、五月が自分の子を妊娠していると知った二郎は、すぐに五月のいるすみれたちの家を訪ねる。しかし、五月から「重荷になりたくない」と拒まれ、二郎は、夢を追って東京に行くべきか、生まれてくる子供と五月のそばにいるべきかを思い悩む。そんな中、すみれの元に五十八が倒れたという連絡が入り、すみれたちは急いで近江の坂東本家を訪ねる。心臓の病で死期を悟った五十八は、自分の思いをすみれたちに伝えようとする……。
二郎は果たしてどんな決断を下すのか。また、五十八の“最期の思い”とは。親に反抗してばかりいたさくらの変化にも注目だ。
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