女優の新垣結衣さんと俳優の瑛太さんが、ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズなどの古沢良太さんが脚本、石川淳一さんが監督を務める映画「ミックス。」(今秋公開)で、ダブル主演を務めることが10日、分かった。新垣さんと瑛太さんが共演するのは初めてで、新垣さんは、恋と仕事に破れた元天才卓球少女のアラサーの会社員・富田多満子、瑛太さんは、元プロボクサーで日本ランカーだったものの夢破れ、家族も失った萩原久をそれぞれ演じる。卓球をテーマに、ラブ、スポーツ、コメディーをミックスした映画になるといい、新垣さんと瑛太さんは卓球未経験ながら、日々猛練習しているという。
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新垣さんは「石川監督はじめ、同じスタッフの皆さんと『リーガル・ハイ』というドラマで私はご一緒していたので、また今回もご一緒できるということですごく楽しみにしていました。台本を読んで感じたことは“元気になれる、背中を押されるお話”だと思いました。コメディー作品なので楽しく描かれているのですが、卓球を通して真剣に前に進んでいく姿が格好いいなと思いながら読んでいました」とコメント。
瑛太さんは「台本も読ませていただいて、そして新垣さんと卓球ができるということで、これはすごく面白い作品になるチャンスだなと期待を抱いています。新垣さんは僕の中で“ガッキー”というイメージがすごく強くて、最初“ガッキー”と呼べばいいのか“新垣さん”と呼べばいいのか分からなかったので、“ガッサン”みたいな風に呼んでしまって、その照れ隠しで練習中『これはいけるぞ!』と声を出して誤魔化したというか(笑い)」と話している。
映画は、母のスパルタ教育によって、かつて“天才卓球少女”として将来を期待された28歳独身・多満子(新垣さん)が、母の死後、普通に青春を過ごし、就職する平凡な日々を送っていたが、日本卓球選手権の男女混合ダブルス(ミックス)部門に出場することになる……というストーリー。多満子は萩原久(瑛太さん)とペアを組み、かつて勤務していた会社の卓球部のイケメンエース・江島(瀬戸康史さん)、多満子から江島を寝取った美人卓球選手・愛莉(永野芽郁さん)の打倒を目標に、日本卓球選手権に臨む。また、亡き母が経営していた卓球クラブの再建を目指す。
映画には、真木よう子さんや小日向文世さん、広末涼子さん、遠藤憲一さん、田中美佐子さん、佐野勇斗さん、蒼井優さん、森崎博之さん、吉田鋼太郎さん、生瀬勝久さん、お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司さんらも出演する。
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