富野由悠季監督:ガンダムの生みの親が社会に喝! ネットの悪口にヘコんだことも…

富野由悠季監督の人生相談コラムをまとめた書籍「富野に訊け!!<怒りの赤>篇」のカバー
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富野由悠季監督の人生相談コラムをまとめた書籍「富野に訊け!!<怒りの赤>篇」のカバー

人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督の人生相談コラムをまとめた書籍「富野に訊け!!<怒りの赤>篇」(徳間書店)が21日、発売された。アニメ誌「アニメージュ」(同)2010年1月号~16年12月号の80回以上の連載をまとめた書籍で第1弾「<怒りの赤>篇」に加え、「<悟りの青>篇」が3月18日に発売される。

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 「<怒りの赤>篇」は、帯に「常人よりも3倍熱い喝を入れる!」というキャッチコピーが添えられ、「自己改革篇」「友達・人間関係篇」「進路・将来篇」「家族篇」「学校篇」「アニメの楽しみ方篇」「ゲスト篇」「スペシャル対談」の全8章で構成。“毒舌家”で知られる富野監督が「今は便利な世の中で、社会全体が優しすぎる。若者にはハードルを設定し厳しく育てよう!」「結婚相手は一緒に生活できるかという視点で選ぶこと」など持論を展開する。

 「ゲスト篇」は、声優6人組アイドルユニット「i☆Ris(アイリス)」の久保田未夢さん、アニメコラムニストの小新井涼さん、「スペシャル対談」は「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」などの荒木哲郎監督が登場。荒木監督との対談では、富野監督がネットに書かれた作品の悪口を見て、ヘコんだことを明かすなど意外な素顔も垣間見ることができる。

 「富野に訊け!!<怒りの赤>篇」は、四六判ソフトカバーで本文224ページ。価格は1500円(税抜き)。3月18日に発売される「<悟りの青>篇」は、ゲスト相談者としてマンガ「ハヤテのごとく!」の畑健二郎さんとアニメイトの“名物店員”の岡ノ部亭真泰さんが登場。また、富野監督がうなったという劇場版アニメ「この世界の片隅に」の片渕須直監督との対談も掲載される。

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