レスリー・キー:「LGBT」1万人撮影プロジェクトのドキュメンタリーに出演 「夢を与えてくれた」

「ノンフィクションW 写真家レスリー・キーと1万人のカミングアウト」の試写会でトークショーを行ったレスリー・キーさん
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「ノンフィクションW 写真家レスリー・キーと1万人のカミングアウト」の試写会でトークショーを行ったレスリー・キーさん

 写真家のレスリー・キーさんが24日、東京都内で行われたWOWOWのドキュメンタリー番組「ノンフィクションW 写真家レスリー・キーと1万人のカミングアウト」の試写会に登場した。番組を見たキーさんは「ここまで支えてくれた人や編集をしてくれた方々に感謝します」といいながら「これからの僕の人生に夢を与えてくれた番組になりました」と笑顔で語った。

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 番組は、キーさんが参加する1万人の「LGBT(性的少数者)」のポートレートを撮影するプロジェクト「OUT IN JAPAN」を中心に、プロジェクトでキーさんが約1000人を撮影するまでの工程やキーさん自身の生い立ち、プロジェクトに参加したLGBTの人たちの姿に迫るドキュメンタリー。

 キーさんは撮影について「すごくやりがいがありました。写真家として誇りを持てる作品になりました」とにっこりしながら「(被写体と)あいさつをしたときが大事でした。僕から質問をすることで、その人の存在を教えてもらい、一人一人をオートクチュールのように撮影しました」と語った。

 また、番組では、キーさんがプロジェクトを通して、同性愛のカップルの“コージ”さんと“シゲ”さんに出会い、一緒に暮らし始めた姿も紹介。「僕は45歳までに大好きな日本で暮らしたいと思っていた。コージとシゲという兄弟でもあり、ソウルメートに出会うことができた」と明るい表情を見せた。

 プロジェクトは、2020年までに1万人の撮影を終了することを目標としている。「完成した1万人の写真を、東京タワーで展示会をしたい」と語り、番組について「たくさんの人に見てもらいたいです」とアピールした。トークショーには、プロジェクトを企画した松中権さん、番組の古谷秀樹プロデューサーも出席した。25日午後8時からWOWOWプライムで放送。

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