人気グループ「嵐」が、27日に発表された「第31回日本ゴールドディスク大賞」で、この1年間で最も活躍したアーティストに贈られる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門を3年連続で受賞した。嵐は今回が5度目の受賞で、史上初、過去最多の受賞回数となった。
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さらに、嵐はアルバム「Are You Happy?」で「ベスト5アルバム」(邦楽)を、「ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism」「ARASHI BLAST in Miyagi」の2作品でそれぞれ「ベスト・ミュージック・ビデオ」(邦楽)を受賞し、合わせて4冠を獲得。メンバーは「いつも応援していただきありがとうございます! 皆さまのおかげで、栄えある賞をいただくことができました」とコメントしている。
さらに、メンバーは「最新アルバムのタイトルは『Are You Happy?』ですが、4月スタートの9年ぶりのアリーナツアー『“Japonism”Show in ARENA』や、11月からの5大ドームツアー『LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?』など、年間を通してファンの方々を近くに感じることができた、僕たち自身がまさにHappyな1年でした。そして今年も作品やメディア、ステージを通じてたくさんのHappyをお届けできるよう頑張ります!!」と喜びを語っている。
また、韓国の男性5人組グループ「BIGBANG(ビッグバン)」が「ベスト・エイジアン・アーティスト」を初受賞。CDなどの売上合計が最も多いアーティストに贈られる「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門にはアイドルグループ「欅坂46」が選ばれ、アイドルグループ「AKB48」は7年連続で「シングル・オブ・ザ・イヤー」を獲得。AKB48は「君はメロディー」「翼はいらない」「ハイテンション」「LOVE TRIP/しあわせを分けなさい」で「ベスト5シングル」を受賞し、5冠を達成した。
このほか、「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」洋楽部門は、アリアナ・グランデさんが受賞。「アルバム・オブ・ザ・イヤー」邦楽部門をSMAPの「SMAP 25 YEARS」が、「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」邦楽部門を星野源さんのシングル「恋」が受賞した。特別賞には、2016年にミュージシャンとして初となるノーベル文学賞を受賞した、ボブ・ディランさんが選ばれた。
日本ゴールドディスク大賞は、総出荷数から返品数を差し引いた客観的なCD、ビデオなどの正味売り上げ実績と有料音楽配信の売り上げ実績を選定基準とし、その年のレコード産業に大きく貢献したアーティストと作品を顕彰するもので、1987年に制定された。今回の対象期間は2016年1月1日から12月31日まで。
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