ごごナマ:船越・美保MC起用の理由明かす 新番組は「フレキシブルに」 

NHKの新番組「ごごナマ」でMCを務める船越英一郎さん(左)と美保純さん
1 / 24
NHKの新番組「ごごナマ」でMCを務める船越英一郎さん(左)と美保純さん

 NHKは9日、東京・渋谷の同局で取材会を開催し、2017年4月から放送される新番組の紹介を行った。昼のトーク番組「スタジオパークからこんにちは」の後継番組として船越英一郎さん、美保純さんがMCでスタートする「ごごナマ」(総合、毎週月~金曜午後1時5分~午後4時)について、同局の稲毛重行エグゼクティブ・プロデューサー(EP)は「船越さんは紳士で大人の対応のできる感覚の持ち主なので、人生経験その他を踏まえて発言していただきたい。美保さんは率直で歯に衣着せぬ発言、遠慮なく話していただいて、井戸端会議を盛り上げていただきたい」と起用理由を明かした。

ウナギノボリ

 「ごごナマ」は、「オトナの井戸端、作りました」がコンセプトで、40代以上の女性、60代以上の男性がターゲット。月~木曜は船越さん、美保さんがMCを務め、金曜は大阪のスタジオから放送され、西川きよしさん、濱田マリさん、藤井隆さんがMCとして登場。また、金曜午後3時台は歌謡曲コーナー「ごごウタ」となり、MCとして小堺一機さんが出演する。

 番組では、午後1時台は旬のゲストを招いてのトークを放送するほか、同2時台は生活情報などを紹介していく予定。ただ、稲毛EPは「固定化せずにフレキシブルにやっていこうと思っている」とし、柔軟な放送を目指していく予定。番組には船越さん、美保さんとともにMCで同局の阿部渉アナも出演。稲毛EPは「シーンの転換や話題の振り方とか、彼(阿部アナ)が回していくつもり。知名度もあるしゆったりした感じもある。進行役をやっていただこうと思っている」と明かした。

 また、「ごごウタ」の小堺さんの起用について稲毛EPは「小堺さんはこういう分野に造詣が深い。歌だけじゃなく歌手の方々とのトークを考えているので、魅力を引き出せる話ができる方」と狙いを説明した。

 この日の取材会には「ごごナマ」(総合)のほか、幼児向けの英語番組「えいごであそぼwith Orton」(Eテレ、毎週月~金曜午前6時45分~同6時55分)、尼寺の暮らしぶりを伝える「やまと尼寺 精進日記」(Eテレ、毎月最終日曜午後6時~同6時半)、子供向けCGアニメ「オトッペ」(Eテレ、毎週月~金曜午前8時40分~同8時45分)、スポーツドキュメンタリー「スポーツ イノベーション」(BS1、毎週日曜午後9時~同9時49分)、特集番組「水曜インパクト」(BSプレミアム、毎週水曜午後8時~同11時半)、子供向け番組「きこえタマゴ!」(ラジオ第1、毎週月~水曜午後7時40分~同7時59分、10~18年3月は月~金曜)、「日本の民謡」の後続番組「吉木りさのタミウタ」(NHK-FM、毎週日曜午前11時~同11時50分)など、17年度の新番組の制作者が出席した。

 「ごごナマ」は4月3日から毎週月~金曜午後1時5分~4時に放送。

写真を見る全 24 枚

テレビ 最新記事