注目映画紹介:「映画プリキュアドリームスターズ!」直近3世代が躍動! 枠を超えた掛け合いに笑顔

「映画プリキュアドリームスターズ!」のメインビジュアル (C)2017 映画プリキュアドリームスターズ!製作委員会(C)2017 PDSMC(C)2016 Pretty Cure Dream Stars! the Movie Production Committee
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「映画プリキュアドリームスターズ!」のメインビジュアル (C)2017 映画プリキュアドリームスターズ!製作委員会(C)2017 PDSMC(C)2016 Pretty Cure Dream Stars! the Movie Production Committee

 人気アニメ「プリキュア」シリーズの劇場版アニメの通算22作目となる新作「映画プリキュアドリームスターズ!」(宮本浩史監督)が18日、公開される。2015年放送の「GO!プリンセスプリキュア」、16年放送の「魔法つかいプリキュア!」、現在放送中の「キラキラ☆プリキュアアラモード」の3作品、12人のプリキュアを中心としたストーリーが展開する。作品の枠を超えて“競演”するプリキュアたちが、大切な人のために頑張る姿にウルっとさせられる。

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 宇佐美いちか/キュアホイップ(声・美山加恋さん)は、キラキラしてきれいな世界「桜が原」からやって来た謎の少女・サクラ(声・阿澄佳奈さん)と出会う。世界中のきれいなものを狙う鴉(からす)天狗にさらわれた友達・キツネのシズクと、奪われた桜を取り戻すため、サクラは「スイーツ」「宝石」「鍵」のプリキュアたちを探していた。いちかたちはサクラを助けるため桜が原へ向かい……というストーリー。ゲスト声優としてシズク役に女優の木村佳乃さん、鴉天狗役でお笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太さんが出演。木村さんはエンディングテーマ「君を呼ぶ場所」も担当している。

 今作から劇場版は最新作含めた3世代が活躍する「ドリームスターズ」へと様変わりしたが、12人ものプリキュアたちが集結する姿は壮観だ。可愛らしさと勇ましさのバランスが絶妙で、ピンチになれば応援したくなったり、喜怒哀楽をキャラクターたちと共有しながら楽しめる。中でも3作品のキャラクターたちの交流シーンにはほっこりさせられ、今まで以上に各人物の掘り下げが行われていて、ファン心をくすぐってくれる。各シリーズのサブキャラたちが総登場するのも見逃せない。18日から新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで公開。(遠藤政樹/フリーライター)

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