俳優の神木隆之介さんが18日、東京都内で行われた主演映画「3月のライオン」(大友啓史監督)の初日舞台あいさつに、共演者とともに出席。神木さん演じる主人公・桐山零を内弟子として引き取るプロ棋士・幸田柾近役の豊川悦司さんは、映画「妖怪大戦争」(2005年)でも共演した神木さんについて「(当時は)天才子役と呼ばれていた。(今では)子役が取れ、天才ペラペラ役者(笑い)。素晴らしい座長感を持ってキャストとスタッフを笑顔で引っ張り、すごいなって思った」と絶賛。神木さんを照れ笑いさせた。
ウナギノボリ
ついにクライマックス!「不適切にもほどがある!」
舞台あいさつには、共演の有村架純さん、倉科カナさん、染谷将太さん、清原果耶さん、佐々木蔵之介さん、前田吟さん、板谷由夏さん、中村倫也さん、新津ちせさん、大友監督も出席。豊川さんはさらに、「休憩中の神木くんと有村さんが仲よく話しているのを見かけたときに、(神木さんが)誕生日に一人でコンビニにチョコを買いに行っていたと話していて、こいつはこれからすごい役者になるなと思った」と暴露。キャスト陣は苦笑いで、神木さんは「笑われてるじゃん」と突っ込みつつ、「誕生日くらい甘いものが食べたくて……」と明かしていた。
また、「撮影中に愛らしかった人」を聞かれた神木さんは、染谷さんの名を挙げ、「普段は僕の方から『染ちゃん』って(話しかけて)いくのですが、劇中では逆でした」とにっこり。染谷さんは同じ質問に「神木くん。相思相愛だな(笑い)」といい「以前、朝の番組で、神木くんが共演したい人として僕の名前を挙げてくれていた。それを聞いて、にやつきました」と笑顔で明かしていた。
映画は、羽海野(うみの)チカさんの人気マンガを実写化した作品で、前後編の2部作。ある日同じ下町に住む川本家の3姉妹と出会った零が、数々の対局と温かな人々との交流を通じて、棋士として、人として、ある覚悟を決めていく姿が描かれる。後編は4月22日に公開。
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