怪獣映画「ゴジラ」初の劇場版アニメが、ゴジラ映画では初の3部作で公開されることが26日、明らかになった。また、4歳のときに目の前でゴジラに両親を殺され、ゴジラに怒りを抱く主人公のハルオ・サカキの声を声優の宮野真守さんが務めることも明かされた。第1章は11月に公開予定。東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の「AnimeJapan(アニメジャパン)2017」で発表された。
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また、ハルオの良き理解者でもある異星人「エクシフ」のメトフィエスを櫻井孝宏さん、ハルオとともに育ったヒロインのユウコ・タニを花澤香菜さん、環境生物学者のイタリア系アメリカ人のマーティン・ラッザリを杉田智和さん、ハルオに畏敬の念を抱くドイツ人の若手士官のアダム・ビンデバルトを梶裕貴さん、異星人「ビルサルド」の中佐のムルエル・ガルグの声を諏訪部順一さんが務めることも分かった。
「GODZILLA -怪獣惑星-」は、2万年もの間、地球に君臨し続けてきたゴジラと人類の因縁の物語。怪獣やゴジラが出現し、人類は半世紀にわたる戦争の末に地球脱出を計画。2048年、人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船で11.9光年のかなたにある「くじら座タウ星e」を目指すが、そこは人類が生存可能な環境ではなく、ハルオは地球を目指して帰還するが、2万年の歳月が経過した地球は、ゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた……という内容。
「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」などの静野孔文さんと「シドニアの騎士 第九惑星戦役」「亜人」などの瀬下寛之さんが監督を務め、「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などの虚淵玄(うろぶち・げん)さんがストーリー原案と脚本を担当。「シドニアの騎士 第九惑星戦役」「亜人」などのポリゴン・ピクチュアズが製作する。
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