天海祐希:三田佳子と緊迫感あふれる“芝居対決” 「緊急取調室」初回で初共演

連続ドラマ「緊急取調室」で初共演する三田佳子さん(左)と天海祐希さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「緊急取調室」で初共演する三田佳子さん(左)と天海祐希さん=テレビ朝日提供

 女優の三田佳子さんが、4月20日に放送される連続ドラマ「緊急取調室」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の初回にゲスト出演し、主演の天海祐希さんと初共演することが27日、明らかになった。三田さんが演じるのは、宅配便配達員毒殺事件の被疑者として取り調べを受ける白河民子で、天海さん演じる“落としのプロ”である主人公の取調官・真壁有希子たちを翻弄(ほんろう)し続ける……という役どころ。2人が緊迫感あふれる“芝居対決”を繰り広げる。

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 天海さんは「三田さんは女優さんとしても、役柄としても、次々と刺激をくださる“大物すぎるゲスト”! そんな三田さんに立ち向かう“キントリ”メンバーのバトルを、ぜひ楽しみにしていただきたいです」とアピール。「三田さんのお陰で、『緊急取調室』ファンの方々にも必ずやご満足いただける第1話になったと確信しています」と自信をのぞかせている。

 「緊急取調室」は、可視化設備の整った特別取調室で容疑者を取り調べる警視庁捜査1課の専門チーム「緊急事案対応取調班」(通称・キントリ)のメンバーたちが、取調室という密室を舞台に真実にたどり着くために闘う姿や、罪を隠蔽(いんぺい)しようとする犯人との“攻防”を描く刑事ドラマ。井上由美子さんによるオリジナル脚本で、第1シーズンは2014年1月期に放送され、15年9月にスペシャルドラマも放送された。第2シーズンとなる今回も田中哲司さん、でんでんさん、大杉漣さん、小日向文世さん、速水もこみちさん、鈴木浩介さんらが引き続き出演する。

 中学生のころにプールで偶然に三田さんと会ったことがあるという天海さんは「今回、三田さんとは取調官と被疑者として対立する部分もあれば、時に共感したり、切なくなることもある間柄を演じます。目の前で三田さんのお芝居を拝見していたら、泣くべきではないのに涙が出てきそうになって……。有希子と私自身の複雑な心境がリンクして、すごく心が揺さぶられましたし、とてもとても勉強になりました」とコメント。「私もいつか三田さんのような腹のくくり方をもって、現場に立てるようになりたいなと思いました」と話している。

 一方、脚本にほれ込んで出演を快諾したという三田さんは、白髪交じりのボサボサヘアにほぼすっぴん、衣装の下にタオルを仕込んで丸みを帯びさせるなど、渾身(こんしん)の役作りで“77歳の孤独で地味な老婆”を体現。撮影では「明るくてオープンな天海さんのお陰でリラックスして臨めました」と明かし、「本番では、天海さんの男前な気質やズバ抜けた存在感も相まって、“天海祐希が取調官になったら、こうだよ”という強さがダイレクトに伝わってきました。そこに生々しさと刺激を感じて、私も全力でバトルを演じることができました」と振り返っている。

 ドラマは4月から毎週木曜午後9時~同54分に放送される。

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