岡田准一:高倉健は「特別な存在」 「鉄道員」降旗監督が“後継”に指名

映画「追憶」の舞台あいさつに登場した(左から)木村大作さん、吉岡秀隆さん、木村文乃さん、柄本佑さん、小栗旬さん、長澤まさみさん、安藤サクラさん、降旗康男監督
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映画「追憶」の舞台あいさつに登場した(左から)木村大作さん、吉岡秀隆さん、木村文乃さん、柄本佑さん、小栗旬さん、長澤まさみさん、安藤サクラさん、降旗康男監督

 人気グループ「V6」の岡田准一さんが4日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開かれた映画「追憶」(5月6日公開)の会見に登場した。「鉄道員(ぽっぽや)」の“コンビ”でもある降旗康男監督と、カメラマンの木村大作さんの巨匠2人から高倉健の面影を重ねられた岡田さんは「僕にとって健さんは特別な存在。スペシャルで唯一無二の方なので、なれると思っていない」と恐縮しつつも「健さんの背中を、後ろ姿を追いかけて精進できたらいい。そして年を重ねられていければいい」と話した。

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 会見には、岡田さんの他に、小栗旬さん、柄本佑さん、長澤まさみさん、木村文乃さん、安藤サクラさん、吉岡秀隆さん、降旗監督、木村さんが登場し、舞台あいさつも行われた。岡田さんは2人の巨匠からのオファーについて「一緒に仕事ができる、会えるというだけで幸せです」と語った。降旗監督は「岡田准一さんが、高倉健を継ぐような俳優になってもらえればいいなあ」と話し、木村さんは「小栗さんは三船敏郎、柄本さんは森繁久彌、岡田さんは高倉健とかぶっていた」と明かしていた。

 「追憶」は、幼少期をともに過ごした少年3人が一つの殺人事件を通して刑事、容疑者、被害者という形で再会し、心にふたをしていた忌まわしい過去と向き合う……というオリジナルストーリーのヒューマンドラマ。富山県警捜査1課に所属する刑事・四方篤(岡田さん)は、少年時代に家族のような日々を送っていた旧友・川端悟(柄本さん)が遺体となった姿で再会する。捜査が進み浮かび上がった容疑者は、ともに少年時代を過ごした田所啓太(小栗さん)で、四方は封印したはずの忌まわしい過去と向き合う……という内容。

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